症例 CASE
PRP治療 60代女性 両変形性膝関節症(KL2)
患者様情報
年2-3回膝の水を抜いていた。
両膝抜いていたが、右のほうが抜くこと多かった。
右膝は5年前に人工関節置換術を提案されている。
知人が1年半前、再生医療で治療したがあまり変わりないと言っていた。
当院のチラシをみて同じような治療かと思ったが、どんな感じなのか気になりご連絡いただく。
MRI所見
変形性膝関節症 グレード2
内側半月板は前節から後節にて水平断裂を認める
外側半月板は中節から後節にて水平断裂を認める
関節液貯留を認める
外側に骨棘
軟骨擦り減り(内>外)
治療
治療内容 | PRP3回 |
治療期間 | 2か月 |
患者様の声
始めは右膝だけ注射をしたが、右膝の調子が良くなったのを感じたので、左膝の注射も始めました。
注射3回目で左膝の調子がすごく良くなっていることを実感しました。
すべての注射が終わった今、以前は右の方が痛かったが、今は右の方が調子がいいです。
仕事柄階段を使うことが多いが、階段の下りで痛みがないのがうれしいです。
より効果を長持ちさせるため、教えて頂いたリハビリを頑張っています。
治療前後の評価
痛みスコア(VAS)右膝/左膝 | 治療前 40/60 → 治療後 12/10 |
関節可動域 右膝/左膝 | 治療前 10-130/10-130 → 後 10-135/10-135 |
膝関節評価スコア(KOOS) | 治療前 317 → 治療後 349 |
VAS:0がまったく痛くない状態、100が最も痛い状態
KOOS:日常生活動作、痛み、生活の質、症状、運動機能という5項目から、膝の状態を評価することができる指標。各項目100点で合計500点
医師の見解
KOOSがあまり上がっていないが、患者様より痛みがすごく楽になった、仕事中いたみがなくなったという声を頂き、KOOSの評価だけでなく患者様の声の重要性を感じました。
[治療費]
関節1部位 幹細胞数(2500万個~1億個) 投与回数(1回~3回) 99~429万円(税込)
[起こりうる副作用]
・細胞採取部の内出血や創部感染、また注射時の刺入部疼痛、末梢神経損傷などが起こる可能性があります。
・症状によりMRIやエコーなどの検査を受けて頂く事があります。
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