症例 CASE
PRP治療 70代女性 右変形性膝関節症(KL3)
患者様情報
・50代半ばに変形性膝関節症の診断で治療受けていた。
・何年かごとに痛みがあって、その都度治療。
・去年11月ごろ旅行中、膝の内側が痛くなり、その痛みが続いていた。
・今年の3月にさらに痛みがひどくなり、ヒアルロン酸注射したが症状改善せず。
・水も溜まっていて2回ほど抜いたが、すぐに溜まってしまう状態。
MRI所見
変形性膝関節症 グレード3
内側半月板は変性断裂強くほぼ消失
少量の関節液貯留を認める
内外側に骨棘
軟骨擦り減り(内>外)
治療
治療内容 | PRP3回 |
治療期間 | 2か月 |
患者様の声
こんなに詳しく自分の膝の状態を説明して頂いたのは初めてでした。
治療開始してから、リハビリは20回2セットをおこなっています。
治療後、膝の痛みはほぼなくなりました。
階段の上りのときは少し痛みありますが、それ以外で痛みを感じることはありません。
仕事中、以前はサポーターをしていましたが、今はサポーターをしていません。
来月、再来月と旅行に行く予定をたてています。
治療前後の評価
痛みスコア(VAS) | 治療前 30 → 治療後 3 |
関節可動域 | 治療前 20-115 → 治療後 15-120 |
膝関節評価スコア(KOOS) | 治療前 256 → 治療後 443 |
VAS:0がまったく痛くない状態、100が最も痛い状態
KOOS:日常生活動作、痛み、生活の質、症状、運動機能という5項目から、膝の状態を評価することができる指標。各項目100点で合計500点
医師の見解
リハビリをしっかり行っていただいているため、PRP治療による痛みの緩和効果が十分に発揮されています。この良好な状態で幹細胞治療を受けることで、軟骨の修復・再生効果が期待できる可能性が高まります。今後もこの良い状態を長く維持し、好きな旅行ができるよう、引き続きリハビリと膝のケアをしっかりと続けていただければと思います。
[治療費]
関節1部位 幹細胞数(2500万個~1億個) 投与回数(1回~3回) 99~429万円(税込)
[起こりうる副作用]
・細胞採取部の内出血や創部感染、また注射時の刺入部疼痛、末梢神経損傷などが起こる可能性があります。
・症状によりMRIやエコーなどの検査を受けて頂く事があります。
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