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CASE

PRP治療 症例20 痛みを気にせずゴルフもジョギングも楽しめるようになりました(60代 男性)

症例20 痛みを気にせずゴルフもジョギングも楽しめるようになりました(60代 男性)

患者様情報

患者様は60代の男性で、3年前から右ひざの痛みを感じておられました。きっかけは、ジョギング中に自転車を避けようと踏ん張った際の痛みで、それ以来、違和感や痛みが続くようになったとのことです。

もともと10年以上にわたりランニングを続けており、週2回で10〜20km走る習慣があり、ハーフマラソンにも参加されていました。さらに、5月から10月にかけては毎週土曜日にゴルフ(年間およそ20回)を楽しみ、週1回はパーソナルトレーニングにも通われるなど、非常にアクティブな生活をされています。

痛みが強かった時期には正座ができなくなりましたが、整体などの施術に通うことで一時的に改善し、現在は正座も可能になっています。ただし、ジョギングやゴルフは痛みを我慢しながら続けている状態でした。

いくつかのクリニックのホームページを比較検討された結果、当院が一番信頼できそうと感じてくださり、お電話でご相談をいただきました。これまで整形外科での診察や画像検査は受けておらず、当院でのPRP治療を希望されています。

MRI所見

変形性膝関節症 グレード3

内側半月板は水平断裂を認める
前十字靭帯に非薄化
内外側に骨棘
軟骨擦り減り(内>外)

治療

治療内容PRP3回
治療期間2か月

患者様の声

 注射1か月後は、とても調子が良く、特に気になる痛みもありませんでした。疲れているときに階段を下りるときや、運動中にしゃがむときに少し違和感を感じる程度で、日常生活にはまったく支障がありません。ゴルフの際も問題なく、両膝を同じように深く曲げることができました。注射を打つたびに少しずつ良くなっていく実感がありました。強いて言えば、ジョギングを始めるときにわずかに違和感がありますが、体が温まってくると気にならなくなります。以前は運動の翌日に痛みが出ることもありましたが、今はそれがなくなり、はっきりと違いを感じています。パーソナルトレーニングでも屈伸などの動きに問題はなく、膝の状態は安定しています。

 注射3か月後も経過は良好で、ゴルフは2週に1回ほど、ジョギングも週1〜2回のペースで続けています。スピードは少し抑えていますが、8kmほど走れるようになりました。ジョギングのときはサポーターを使用していますが、ゴルフ時には必要ありません。もっと走りたい気持ちもありますが、ゴルフとのバランスを考えて控えめにしています。先日、仕事の視察で2万歩ほど歩く機会がありましたが、その後も特に痛みや違和感はありませんでした。膝の不安を感じずに、趣味のゴルフやジョギングを楽しめるようになり、治療を受けて本当に良かったと感じています。

治療前後の評価

痛みスコア(VAS)  治療前 25 → 治療後 3
膝関節評価スコア(KOOS) 治療直後 419 → 治療後 487

VAS:0がまったく痛くない状態、100が最も痛い状態
KOOS:日常生活動作、痛み、生活の質、症状、運動機能という5項目から、膝の状態を評価することができる指標。各項目100点で合計500点

医師の見解

治療開始から1か月の時点で、可動域(ROM)は10度改善し、VASスコアも25から5へと大きく低下しました。痛みはほとんど感じないレベルにまで軽減しており、膝関節機能スコア(KOOS)も419点から472点へと向上、日常生活に支障のない非常に良好な状態です。特に生活の質(QOL)は50から87へと大きく改善し、活動の幅が広がっていることをうれしく感じています。最後の注射から1か月が経過しており、普段の行動に制限を設ける必要はありません。

3か月の時点でも順調に回復が続き、ROM・VASともに改善傾向が維持されています。KOOSは419→472→487とさらに向上し、症状や痛みもほぼ解消。QOLに関しても、生活の中でわずかに気になる部分を除けば、ほぼ満点に近い結果となっています。

再生医療の効果がしっかりと現れており、今後さらに幹細胞治療を併用することで、より安定した膝の状態を維持できると期待しています。ここまでの改善は患者様ご自身の努力と継続したケアの賜物であり、医師として非常にうれしく思います。これからもご自身のペースで運動を楽しみながら、良い状態を長く保っていただければと思います。

[治療費]
関節1部位 
PRP 投与回数(1回~3回) 22~55万円(税込)
幹細胞数(2500万個~1億個) 投与回数(1回~3回) 99~429万円(税込)
[起こりうる副作用]
細胞採取部の内出血や創部感染、また注射時の刺入部疼痛、末梢神経損傷などが起こる可能性があります。
症状によりMRIやエコーなどの検査を受けて頂く事があります。

札幌ひざのセルクリニックでは、患者様の症状に合わせた適切な診断と治療計画のご提案をしております。ひざだけでなく、肩、股関節等の関節、また長引く腰痛などの慢性疼痛の治療も行っております。西18丁目駅徒歩2分、札幌医大目の前にありますので、お気軽に御相談下さい。

院長 川上公誠

プロフィール


監修 川上 公誠(整形外科専門医)
札幌ひざのセルクリニック院長

岐阜大学医学部卒業。母が人工関節手術で痛みから解放された経験をきっかけに整形外科医を志し、これまでに人工関節置換術を含む手術を5,000件以上手がけてきました。手術が難しい高齢者や合併症のある方にも寄り添える治療を模索する中で再生医療と出会い、その効果に確信を得て、2024年に「札幌ひざのセルクリニック」を開院。注射のみで改善が期待できるこの先進的な治療を、北海道中に届けたいという想いで、関節に特化した再生医療を提供しています。

この記事を書いたのは

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