幹細胞治療 STEM CELLS
根本的に痛みの原因を改善したい方に
ひざ軟骨の修復・再生を促し、
炎症を抑える
幹細胞治療
当クリニックPRP治療と比較すると、
- 根本的に治療したい方
- より重度な変形性膝関節症の方
- PRP療法で十分な効果が得られなかった方
このような方に選ばれています!
そもそも・・幹細胞って何?
「幹細胞」は2つの能力を持っています。
1.自分と同じ能力を持った細胞に分裂する能力
1つは「自己複製能」という能力です。この力は自分の分身を作り出す能力です。つまり幹細胞は自分の数を増やすことができるのです。
2.異なる能力を持った細胞に分化する能力
もう1つは「多分化能」という能力です。損傷部位があると、そこに接着し、成長因子を放出して組織の保護再生に作用したり、損傷のあった細胞(脂肪、骨や軟骨、筋肉、血管、神経など)の機能を補充したりすることができます。 幹細胞は「多分化能」の能力を使って、わたしたちの身体をつくるさまざまな細胞に変化できるということです!
幹細胞治療とは?
幹細胞治療は前述の2つの能力を利用し、さらに、幹細胞がもともと持つ傷ついたり、弱った細胞を修復する働きを利用して行う再生医療です。
少量の脂肪をご自身の身体から採取して、幹細胞を抽出します。抽出した幹細胞を体外で培養して幹細胞を増殖させてから、患部へ注射で投与します。
幹細胞治療で期待できる効果
①失われた組織の回復・再生
幹細胞の骨・軟骨・筋肉・血管・神経などへの分化能力を利用し、傷ついた膝軟骨の修復・再生に働きかけます。
②痛みや腫れを抑える
幹細胞が分泌する様々な因子が炎症の元となっている過剰な免疫反応を抑制し、炎症を抑えることで症状の悪化を防ぐ効果が期待できます。
MEMO
幹細胞は身体中の様々なところに存在します。当クリニックでは、患者さまの身体への負担をなるべく抑えるため、腹部・もしくは脚から脂肪を採取し、脂肪由来の幹細胞を使用しています。 骨髄や滑膜内臓の幹細胞に比べて身体にかかる負担が非常に軽いのでご安心ください。
そして、当クリニックは、
培養幹細胞の数と質にこだわりを
持っています!
前項では幹細胞を培養して数を増やしてから、患部に投与することをご説明しました。
もちろん幹細胞の質が良く、数が多いほど、その効果が期待できます。そうなると幹細胞の数を増やす「培養」の過程がとても重要になってきます。
この培養を行うのがCPC(細胞加工施設)と呼ばれる施設です。当クリニック提携のCPCは、高レベルの技術を有した施設。ここで培養する幹細胞はこのような特徴があります。
- 最大1億個!幹細胞の数が多い!
従来の幹細胞治療では1,000万個程度の幹細胞を投与することがほとんどでした。しかし当クリニック提携のCPC(細胞加工施設)では、約2,500万個から最大1億個の幹細胞を培養し、投与することが可能です。
せっかく培養された幹細胞も凍結すると生存率が20~60%ほどに下がってしまうと言われておりますが、当クリニックでは幹細胞を、なんと!生存率約95%を維持したまま、治療に使用することができます。
- 安全性が高く質の良い幹細胞を培養
札幌ひざのセルクリニックでは、患者さま自身の脂肪を採取させていただきご本人の血清で幹細胞を培養いたします。不純物や添加物が混入していない幹細胞は副採用やアレルギーの心配も限りなく少なく、質の高い幹細胞と言えるでしょう。
また前述のとおり、最初に培養して冷凍しておくということはせず、投与のたびに幹細胞の培養を行います。一回一回手間をかけることで、毎回新鮮な幹細胞の投与が可能です。
従来の 方法 |
||
---|---|---|
幹細胞の投与数 | 約1,000万個 |
約2,500万個~ 最大1億個 |
細胞加工室からの 輸送方法 |
冷凍 | 冷蔵で生きたまま |
投与時の生存率 | 約50%※1 | 約95%以上※2 ※3 |
培養の安全性 |
牛や動物の血清を使用 異物反応が起こる可能性有 |
患者さま自身の血清を使用 |
培養から投与まで | 数年冷凍保存可能 | 48時間以内に投与 |
複数回投与 | 初回培養したものを都度解凍 | 都度培養し、48時間以内に投与 |
持病制限 |
B型肝炎・C型肝炎 癌治療直後の方は基本的に治療不可 |
B型肝炎・C型肝炎 癌治療直後の方もご相談可能 |
※1 生存率約20-60%に関してのデータ、
参考資料
参考文献:
Norkus, M. et al. The Effect of Temperature Elevation on Cryopreserved Mesenchymal Stem Cells. Cryoletters. 34:4. 349-359. July 2013.
※2 当クリニック2024年2月〜7月実績
※3 九州再生医療センター調べ 実際のデータはこちら
まだまだあります!当クリニックの特徴
-
ひざ関節の痛みでお悩みの
方のためのクリニック -
入院不要、手術不要
日帰りで治療が可能 -
整形外科病院で院長を務めた
整形外科専門医が対応 -
MRI検査で症状を
詳細に確認・診断 -
札幌市の中心で
アクセス良好!
旅行と合わせて
ご来院も◎ -
無理な治療提案はしません
患者さまのペースを大切にしています
各種ご相談やご予約はこちら
- ひざの痛みに関する相談
- セカンドオピニオンの相談
- 再生医療に関する相談
- MRI検査のご予約
幹細胞治療の流れ
-
1.脂肪の採取
患者さまの下腹部や脚などの目立ちにくい部分を選び、局所麻酔をして幹細胞源となる脂肪組織を採取します。 15~20分ほどで終わる処置なので、入院の必要はなく、当日歩いてお帰りいただけます!
-
2.幹細胞の分離
CPC(細胞加工施設)で、採取した脂肪細胞から幹細胞を分離して取り出します。
-
3.幹細胞の培養
抽出された幹細胞を4~6週間かけて培養します。
-
4.幹細胞を患部へ注入する
培養されて、冷凍されることなく生のまま輸送された幹細胞を患部へ注入します。
注入は注射器で行います。所要時間は5分程度です。
費用について
幹細胞治療 |
幹細胞数2,500万個 幹細胞数5,000万個 幹細胞数1億個 |
---|---|
初診料 | 3,000円(税込) |
MRI検査 | 5,000〜10,000円保険3割負担の場合 |
お支払い方法
各種ご相談やご予約はこちら
- ひざの痛みに関する相談
- セカンドオピニオンの相談
- 再生医療に関する相談
- MRI検査のご予約
アフターフォローについて
札幌ひざのセルクリニックでは、患者さまが抱えるひざの痛みの軽減・解消はもちろんのこと、治療後により快適な生活を継続できるように、最後まで全力でサポートさせて頂きます。
●再診
●お電話やメールでのご相談
●痛み止めの処方
●運動、マッサージ、ストレッチのご提案
いつでもどうぞお気軽にご相談ください。
再生医療に関するよくある質問
- ひざの手術経験がありますが、再生医療治療は受けられますか?
手術内容によって異なりますが、半月板損傷や靭帯損傷で手術をご経験された方や、変形性関節症においての関節鏡や骨切り術などの手術後の方も再生医療治療は可能です。現在の症状、及びMRI画像を拝見して判断いたします。ただし、人工関節置換術経験のある方は適応外です。
- 診察にかかる時間はどれくらいですか?
初回診察時は、問診・診察、治療説明などを行うため、多少前後いたしますが、2時間程度を予定しております。当日お治療をご希望される場合は、さらに1時間ほどしております。
- 医療費控除の対象になりますか?
医療費控除の対象になることが多いです。医療費控除対象になるかは管轄の税務署によって異なるので詳細は直接管轄の税務署にお問い合わせください。
- 費用はどのくらいかかりますか?
料金の詳細は一覧でございますので、治療料金一覧をご覧ください。
>料金表はこちら
- 入院しなくても治療できますか?
当クリニックで扱う治療は、すべて入院の必要のないものになります。手術に踏み切れない患者さまの多くは、合併症のリスクもそうですが、入院や術後のリハビリへの不安をお持ちです。
ただ、放置していてはひざの状態はどんどん悪化してしまいます。当クリニックはそんな患者さまたちに、お身体への負担が少なく、改善が期待できる治療をご提案したいとスタートしました。
ですので、治療後もいつものように生活できる方法にこだわり、患者さまのひざの痛みに向き合っています。
- 高額ですが必ず効果はありますか?
これは全ての治療法に言えることですが、「必ず効果があります」とお伝えすることはできません。
人の身体の中では様々な反応が起きているため、ある人に有効だった治療法でも、別の人には効果が現れにくいということがあります。
また、お一人おひとりのひざ関節の状態によっても異なります。そのため、当クリニックでは治療を行う前に必ずMRI検査で詳しい診断を行い、こういった点についてもアドバイスさせていただいております。
- 自由診療のものは身体に害があったりしませんか?
自由診療、保険診療に関わらず、正しく治療が行われなければ身体に害が出ることもあります。
当クリニックでは治療法を選ぶ際、まず安全性を重視します。この点に問題のない治療法の中から、今まで日本国内では受けることが難しかった効果的な治療法を厳選しています。
再生医療の提供に関しては、再生医療安全確保法(保険外診療・臨床研究の枠組みで再生医療を行うための法律)に基づき、特定再生医療認定委員会の安全性と妥当性の厳しい審査を経て、厚労省の届け出の上、正しい手順で治療を行っています。
- なぜ保険が効かないのですか?
たとえ安全性と有効性が認められている治療法であっても、保険で治療が受けられるようになるには国から保険診療として認められなくてはいけません。
そのための審査は申請を出した後に長い時間をかけて行われるため、最先端の医療技術をすぐに治療に役立てる場合は、保険が効かない状態で提供しなくてはならないのです。
また、増大傾向にある国民医療費を少しでも抑えるために、保険では最低限の医療のみをまかない、付加価値の高い医療は自費で負担しようという時代の要請もあります。
- 再生医療に関連したリスクや副作用はありますか?
全ての医療処置にはリスクが伴うものではありますが、再生医療の副作用は一般的に軽度で、重篤な副作用は稀です。
札幌ひざのセルクリニックでは皆様に安心して治療を受けていただけるように日本再生医療学会による「再生医療サポート保険(自由診療)」に加入しております。
- ひざの再生医療を受けるために必要な検査や準備はありますか?
治療に先立って、MRI検査をお願いしております。すでに画像をお持ちの方は再度検査いただかなくても構いません。
まずはお気軽にお問い合わせください。
- 再生医療は年齢制限がありますか?
特に年齢制限はありませんが、個々の状態や健康状態によって治療の適応が異なります。
- 再生医療は保険適用されますか?
大変申し訳ございません。
一般的に、再生医療は保険適用されません。
- 治療中に感じる痛みや不快感はありますか?
場合によっては軽度の痛みや不快感を感じることがありますが、一般的には軽減される場合が多いです。
ほとんど何も感じない方もいらっしゃいます。
- 再生医療は従来の治療法と比べてどのようなメリットがありますか?
再生医療は手術の回避、及び手術のタイミングを遅らせることが可能です。
また、ヒアルロン酸の接種の場合は定期的な投与が可能ですが、再生医療の場合は(治療内容や個人差もありますが)1度施術を行うと平均1~3年程度効果の持続が期待できる点でメリットだといえるでしょう。
- ひざの再生医療はどのような状態や症状に効果的ですか?
ひざの再生医療は、膝関節の変形性膝関節症や半月板損傷、靭帯損傷などの様々な状態や症状に対して効果が期待されています。
- 再生医療とは何ですか?
再生医療は、病気やけがにより損傷した組織や臓器の修復・再生を目指す医療技術のことを言います。
ヒアルロン酸を打ち続けるか、人工膝関節の手術を受けるかしか選択肢がなかったこれまでのひざの痛みに対する治療に、手術も入院も必要なし、日帰りで治療ができる上に副作用も限りなく少なく治療できる再生医療は新たな希望をもたらしてくれるでしょう。
各種ご相談やご予約はこちら
- ひざの痛みに関する相談
- セカンドオピニオンの相談
- 再生医療に関する相談
- MRI検査のご予約