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ひざが痛い! 変形性ひざ関節症とは

ひざが痛い! 変形性ひざ関節症とは

変形性膝関節症は、膝の関節が徐々に劣化し、変形していく病気です。関節を構成する軟骨が摩耗し、その結果、骨と骨が直接擦れ合うようになります。この過程は通常、長年にわたる使用や加齢によって引き起こされ、膝に痛み、腫れ、動きの制限をもたらします。

軟骨は、骨同士の摩擦を減らし、衝撃を吸収する役割を持っています。しかし、変形性膝関節症ではこの軟骨がすり減り、最終的には完全に失われることもあります。その結果、膝の動きがスムーズでなくなり、歩行や階段の昇降などの日常動作が困難になることがあります。

原因としては、加齢による自然な摩耗のほか、肥満による過度の負荷、過去の膝の怪我、家族歴などが挙げられます。また、重い物を頻繁に持ち上げるような職業もリスクを高める要因となります。

症状としては、膝の強い痛みが最も一般的で、活動後や長時間の安静後に悪化することが多いです。また、膝の腫れ、温感、動きの制限、階段の昇降や椅子からの立ち上がりが難しくなるなどの症状も見られます。進行すると、膝の形が変わることもあります。

治療には、生活習慣の改善、物理療法、薬物療法、最終的には手術が行われます。生活習慣の改善には、適度な運動による筋力の向上、体重の管理が重要です。物理療法では、関節の可動域を維持し、筋力を強化するためのエクササイズが行われます。薬物療法には、痛みや炎症を緩和するための鎮痛剤が使用されます。重症の場合には、人工関節置換手術が選択されます。

そして近年、幹細胞治療が新たな治療オプションとして注目されています。

幹細胞治療は、損傷した組織の修復や再生を促すために、幹細胞を使用する治療法です。幹細胞は、骨、軟骨、筋肉などの組織に分化する能力を持ち、関節軟骨の修復や炎症の軽減、痛みの緩和に強く寄与すると考えられています。

治療は、患者自身から採取した脂肪由来の幹細胞を、損傷した膝関節に直接注入することによって行われます。この治療法は侵襲性が低く、回復期間も比較的短いという利点があります。また、幹細胞が損傷した軟骨を修復・再生し、関節の機能を改善する効果があります。

幹細胞治療の有効性に関する研究も徐々に出始めており、臨床試験では、膝の痛みの軽減や関節機能の向上が報告されています。

変形性膝関節症の治療において、幹細胞治療は有望なオプションの一つと考えられており、従来の治療法と組み合わせたり、生活習慣の改善と並行して行うことでより効果を高めることができます。幹細胞治療を行う場合は、医師と十分に相談し、自分に合った幹細胞治療を選択する必要があります。

札幌ひざのセルクリニックでは、患者様の症状に合わせた適切な診断と治療計画のご提案をしております。ひざだけでなく、肩、股関節等の関節、また長引く腰痛などの慢性疼痛の治療も行っております。西18丁目駅徒歩2分、札幌医大目の前にありますので、お気軽に御相談下さい。

院長 川上公誠

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