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膝の痛み 急に膝が痛い原因

急に膝が痛い原因

膝の急な痛みに悩む方は少なくありません。突然の痛みが生じると、日常生活に支障をきたすこともあり、原因と対策を知っておくことが大切です。この記事では、膝の急な痛みを引き起こす可能性のある主な疾患と、それぞれの特徴について解説します。

膝の急な痛みを引き起こす可能性のある主な疾患

変形性膝関節症

変形性膝関節症は、膝関節の軟骨がすり減り、痛みが生じる疾患です。加齢や肥満がリスクファクターとして知られています。症状としては、膝の動かし始めや階段の下りの際に痛みが出ることが多く、膝に水が溜まることもあります。

半月板損傷

半月板損傷は、膝の荷重を分散する役割を持つ半月板が破損することで、痛みや腫れが生じる状態です。スポーツ活動中に急激な方向転換をした時に発生することが多いです。

関節リウマチ

関節リウマチは、自己免疫疾患の一つで、関節に慢性的な炎症が起こります。特に朝のこわばりが特徴的で、痛みや腫れが進行すると日常生活に大きな影響を与えます。

偽痛風

偽痛風は、ピロリン酸カルシウム結晶が関節内に沈着することで炎症を引き起こす疾患です。痛風と似た症状を示しますが、尿酸ではなくカルシウムが原因です。痛風と異なり、高齢の女性に多く発症します。

特発性膝骨壊死

特発性骨壊死は、骨の一部が壊死することで、激しい痛みが突然に起こる疾患です。大腿骨の内顆部分に多く見られます。多量の飲酒やステロイドを短期間で大量に使用すると起こりやすくなります。

靭帯損傷

膝の靭帯が損傷すると、膝の安定性が損なわれ、動かす際に痛みや不安定感を感じることがあります。スポーツ中に特に発生しやすいです。

化膿性関節炎

化膿性関節炎は、細菌が関節内に侵入し、炎症を引き起こすことで急激な痛みが生じる疾患です。迅速な外科的治療が必要です。

オスグッド・シュラッター病

主に成長期の子供に見られる疾患で、膝下の骨が炎症を起こすことで痛みが出ます。運動後に痛みが強まることが多いです。

まとめ

これらの疾患に対する治療方法は、保存療法(薬物療法や理学療法)、注射治療(ステロイド注射やヒアルロン酸注射)、手術療法などがあります。また、痛みの緩和には適切な運動や筋トレが効果的であるとされています。

膝の痛みに悩む場合は、早めに専門の医療機関で診察を受けることが重要です。正確な診断と適切な治療が、痛みの軽減と健康的な生活の回復につながります。

札幌ひざのセルクリニックでは、患者様の症状に合わせた適切な診断と治療計画のご提案をしております。ひざだけでなく、肩、股関節等の関節、また長引く腰痛などの慢性疼痛の治療も行っております。西18丁目駅徒歩2分、札幌医大目の前にありますので、お気軽に御相談下さい。

院長 川上公誠

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