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膝の痛み 膝を曲げると痛い!

膝を曲げると痛い!

「膝を曲げると痛い」という問題は、多くの人々が経験する一般的な症状です。本記事では、膝を曲げる際に生じる痛みの原因と対処法について、専門的な観点から詳しく解説します。

膝の痛みが起こる主な原因

変形性膝関節症

年齢と共に関節の軟骨がすり減り、骨同士が直接摩擦し合うことで痛みが生じます。
症状:動き始めの痛み、膝に水がたまる、膝の形の変形。

半月板損傷

膝の半月板が損傷すると、関節の安定性が失われ、痛みや腫れが起こります。また半月板は軟骨を保護する役割があるため、損傷したままだと変形性関節症が進行していきます。
症状:歩行時や膝を曲げる時の痛み、関節内のひっかかり感。

鵞足炎

膝の内側に位置する鵞足部分に炎症が起こることによる痛み。
症状:膝の内側の痛みや腫れ、特定の動作での痛み増加。

自宅でできる対処法

  • 冷却療法:腫れや痛みがある場合、冷やすことで症状の緩和が期待できます。
  • 温熱療法:腫れが引いた後に温めることで、血行促進と痛みの緩和が可能です。
  • 適切な休息:無理をせず、痛みを感じたら適度に休むことが重要です。
  • ストレッチと軽い運動:膝の柔軟性と筋力を向上させることで、痛みを管理しやすくなります。

効果的なストレッチ

  • 太ももの前面ストレッチ:一方の足を後ろに伸ばし、膝を曲げて太ももの前面を伸ばす。
    背中を丸めず、姿勢を正しく保つことがポイント。
  • ハムストリングスストレッチ:椅子に座り、一方の足を伸ばして、体を前に倒し、太ももの裏側を伸ばす。膝を曲げずに行い、痛みのない範囲で実施する。

医療機関での治療

  • 物理療法:超音波治療や電気刺激など、痛みの緩和と機能改善を目指す。
  • 薬物療法:消炎鎮痛剤の使用により、急性期の痛みを管理。
  • 手術治療:保存療法で改善が見られない重度の場合に考慮されることもあります。

まとめ

膝の痛みは、その原因に応じた適切な対処が必要です。日常生活での簡単な対策から専門的な治療まで、痛みの原因に応じて適切な対応を取ることで、痛みを軽減し、生活の質を向上させることが可能です。痛みが持続する場合は、専門医に相談することをお勧めします。

札幌ひざのセルクリニックでは、患者様の症状に合わせた適切な診断と治療計画のご提案をしております。ひざだけでなく、肩、股関節等の関節、また長引く腰痛などの慢性疼痛の治療も行っております。西18丁目駅徒歩2分、札幌医大目の前にありますので、お気軽に御相談下さい。

院長 川上公誠

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