無料電話相談はこちら

0120-117-560

【電話受付時間】月〜金/9:00〜16:30(年末年始休診)

メニュー

COLUMN

変形性膝関節症膝の治療 膝サポーターの効果と選び方

膝サポーターの効果と選び方

膝サポーターは、膝の痛みを軽減し、関節をサポートするための重要なアイテムです。特に変形性膝関節症の症状を持つ方には、多くのメリットがあります。しかし、正しい選び方や使い方を知らないと逆効果になることもあります。本記事では、膝サポーターの効果、選び方、使用上の注意点について詳しく解説します。

変形性膝関節症とは?

変形性膝関節症は、膝の軟骨がすり減ることで関節が変形し、痛みや腫れを引き起こす疾患です。主に高齢者に多く見られ、特に女性に多く発症します。長年の体重負担や肥満、遺伝的要因、外傷などが原因で発生しやすくなります。

この病気は、歩行や立ち上がり、階段の上り下りなどの日常動作に大きな影響を与えることがあります。初期段階では痛みが断続的に現れますが、進行すると痛みが持続し、膝の変形が目立つようになります。

膝サポーターの効果

膝関節の安定化

膝サポーターは、膝関節を安定させる役割を果たします。膝の周りの筋肉や靱帯が弱くなると、膝の安定性が失われ、転倒のリスクが高まります。サポーターはこれを防ぎ、膝の安定性を保ちます。これにより、日常生活での歩行や立ち上がりがスムーズになります。

痛みの緩和

膝サポーターは、膝周りの筋肉への負担を軽減し、痛みを和らげる効果があります。特に変形性膝関節症では、軟骨のすり減りや筋肉の疲労が痛みの原因となりますが、サポーターを使うことでこれらの負担を減少させ、痛みを緩和することができます。

保温効果

膝サポーターは膝を温める効果もあります。冷えは膝の痛みを増幅させる要因となるため、サポーターを装着することで膝を暖かく保ち、血行を促進し、痛みを軽減します。特に寒い季節や冷え性の方にはこの効果が有効です。

触圧覚の刺激

サポーターが膝を包むことで、触圧覚を刺激し、痛覚を緩和する効果があります。触圧覚は、痛みを感じる前に脳に伝わるため、サポーターを装着することで痛みを感じにくくすることができます。

膝サポーターの選び方

膝サポーターを選ぶ際には、以下のポイントを考慮することが重要です。

用途に合ったものを選ぶ

サポーターには日常生活用、スポーツ用、医療用など様々な種類があります。自分の生活スタイルや目的に合わせて適切なものを選ぶことが大切です。例えば、スポーツ用サポーターは通気性が良く、膝の動きをサポートする設計になっていますが、医療用は膝をしっかり固定し、安定性を提供します。

使用感の良いものを選ぶ

サポーターは長時間装着することが多いため、装着感が良く、快適に使用できるものを選びましょう。サイズが合っていないと効果が半減するため、必ず自分の膝のサイズに合ったものを選ぶことが重要です。

素材と機能

サポーターの素材や機能も重要なポイントです。保温効果を重視するなら、吸湿発熱素材のものを選び、運動時に使用するなら通気性が良いものを選びましょう。また、サポーターの締め付け具合を調整できるタイプは、個々の状態に合わせて使用できます。

膝サポーターの使用上の注意点

筋肉の衰えを防ぐ

膝サポーターを長期間使用すると、膝周りの筋肉が弱くなる可能性があります。サポーターに頼りすぎず、適度な運動を行い、筋力を維持することが重要です。運動療法と併用することで、サポーターの効果を最大限に引き出すことができます。

他の関節への負担

膝サポーターは膝を固定するため、他の関節に負担がかかることがあります。特に腰や足首に負担がかかることがあるため、サポーターを使用する際には注意が必要です。適切な装着方法を守り、必要に応じて他の関節のサポートも考慮しましょう。

血流障害の防止

サポーターを締めすぎると血流が悪くなり、痛みや痺れを引き起こすことがあります。適度な締め付けを保ち、長時間の使用を避けるようにしましょう。また、就寝時にはサポーターを外すことをおすすめします。

皮膚トラブルの防止

サポーターの装着により、皮膚の蒸れや発疹が生じることがあります。特に長時間使用する場合や暑い季節には、適度にサポーターを外し、皮膚を休ませることが大切です。

まとめ

膝サポーターは、膝の安定化や痛みの緩和、保温効果など多くのメリットがあります。しかし、正しい選び方や使い方を知らないと逆効果になることもあります。膝サポーターを使用する際には、適切なサイズや用途に合ったものを選び、適度な運動と併用することが重要です。また、使用中に異常を感じた場合は、医療機関に相談することをおすすめします。

膝サポーターはあくまでサポートアイテムであり、膝の健康を保つためには運動療法や生活習慣の見直しも必要です。膝の痛みを感じたら、まずは専門医に相談し、適切な対策を取りましょう。

札幌ひざのセルクリニックでは、患者様の症状に合わせた適切な診断と治療計画のご提案をしております。ひざだけでなく、肩、股関節等の関節、また長引く腰痛などの慢性疼痛の治療も行っております。西18丁目駅徒歩2分、札幌医大目の前にありますので、お気軽に御相談下さい。

院長 川上公誠

プロフィール

この記事を書いたのは

CONTACT

ひざ関節の痛みに完全特化!

無料電話相談はこちら

【電話受付時間】月〜金/9:00〜16:30(土日祝休診)

各種ご相談やご予約はこちら

  • ひざの痛みに関する相談
  • セカンドオピニオンの相談
  • 再生医療に関する相談
  • MRI検査のご予約