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変形性膝関節症 O脚の原因と予防法

O脚の原因と予防法

O脚とは?

O脚とは、両膝が外側に湾曲し、脚を揃えて立った際に膝同士がくっつかず、太ももやふくらはぎに隙間ができる状態を指します。アルファベットの「O」の形に似ていることからその名がつきました。O脚は主に姿勢や筋力バランスの崩れが原因で生じ、放置すると膝や腰に負担をかける可能性があります。

O脚の主な原因

  1. 姿勢の悪さ
    ・長時間のデスクワークやスマホ操作による猫背
    ・横座りや足を組む癖
    ・骨盤の後傾や歪みにより、股関節が外側に広がる
  2. 筋力の低下とアンバランス
    ・太ももの内側にある内転筋が弱くなると、膝を内側に寄せる力が低下します。
    ・太ももの外側の筋肉が過剰に発達すると、股関節が外旋してO脚を助長します。
  3. 遺伝や先天性の要因
    ・生まれつき膝や股関節の形状に異常がある場合、O脚になる可能性があります。
  4. 歩き方の問題
    ・ガニ股や内股で歩く癖があると、膝や股関節に余計な負担がかかり、O脚を悪化させます。

O脚がもたらすデメリット

  1. 見た目の悪化
    ・スカートや細身のパンツが履きづらい。
    ・下半身が太く見えることがあります。
  2. 身体への影響
    ・膝の内側に負担がかかり、将来的に変形性膝関節症を発症するリスクが高まります。
    ・下半身の血流やリンパの流れが悪くなり、むくみや疲れやすさの原因になります。
  3. 日常生活への支障
    ・重心が外側に偏るため、転びやすくなります。
    ・長時間歩いたり立ち続けることが苦痛になることがあります。

O脚の予防法と改善方法

1.正しい姿勢を意識する

  • 座るとき: 骨盤を立て、深く腰掛けます。膝を閉じ、かかとを床につけましょう。
  • 立つとき: 背筋を伸ばし、足裏全体で体重を支えるようにします。

2.歩き方を改善する

  • つま先を正面に向けて、足裏全体で地面を踏みしめる感覚を意識します。
  • 大股で歩きすぎず、リズムよく歩くことが重要です。

3.筋力トレーニング

  • ボールつぶしトレーニング
    ・両膝の間にボールを挟み、10秒間押しつぶすように力を入れます。1日3セット行いましょう。
  • ボール挟みスクワット
    ・両膝でボールを挟みながらスクワットを行い、内転筋を鍛えます。

4.ストレッチ

  • ハムストリングスのストレッチ
    ・床に座り、片脚を伸ばしてつま先に手を伸ばします。膝裏が伸びる感覚を15秒キープします。
  • お尻の筋肉をほぐすストレッチ
    ・椅子に座り、片脚を反対側の膝にかけ、体を前に倒して梨状筋をほぐします。

5.骨盤の歪みを整える

  • 骨盤の後傾を改善する運動を取り入れましょう。たとえば、仰向けになり骨盤を前後に動かす運動が効果的です。

まとめ

O脚は姿勢や筋肉バランスの乱れから生じ、見た目だけでなく、将来的な健康問題の原因となる可能性があります。正しい姿勢を意識し、筋力トレーニングやストレッチを日常生活に取り入れることで、O脚を予防・改善することが可能です。

O脚が気になる場合は、整形外科や理学療法士に相談して、適切なアドバイスを受けることも検討してください。美しい脚のラインと健康を保つために、今日からできることから始めましょう。

札幌ひざのセルクリニックでは、患者様の症状に合わせた適切な診断と治療計画のご提案をしております。ひざだけでなく、肩、股関節等の関節、また長引く腰痛などの慢性疼痛の治療も行っております。西18丁目駅徒歩2分、札幌医大目の前にありますので、お気軽に御相談下さい。

院長 川上公誠

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