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股関節 股関節が痛い!その原因は?

股関節が痛い!その原因は?

関節の痛みは、日常生活に大きな影響を与える可能性があります。特に股関節や膝の痛みは、歩行や立ち上がりなどの基本的な動作に影響するため、正確な診断と適切な治療が重要です。本記事では、股関節の痛みに焦点を当て、その原因、診断、治療法について詳しく解説します。

股関節の痛みの原因とその疾患

股関節の痛みは、骨、筋肉、軟骨、神経、血管、リンパ節など、股関節周辺の様々な構造物の異常によって引き起こされます。主な疾患には以下のようなものがあります。

変形性股関節症

変形性股関節症は、股関節を形成する軟骨が摩耗し、徐々に劣化していく病態です。主な症状としては、関節の痛み、こわばり、動きの制限などがあります。加齢が主な原因とされますが、過度の運動や肥満、関節への過度な負担が原因となることもあります。初期段階では、物理療法や適度な運動、痛み止めの薬物による治療が効果的ですが、進行すると人工股関節置換術などの手術が必要になる場合があります。

大腿骨頭壊死症

大腿骨頭壊死は、股関節を構成する大腿骨の頭部分に十分な血流が届かず、骨組織が死んでしまう病態です。原因としては、ステロイドの長期使用、過度のアルコール摂取、特定の病気や怪我によるものなどが挙げられます。痛みや動きの制限が主な症状です。初期段階では保存的治療で対応しますが、進行すると人工股関節置換術が選択されることが多いです。

股関節インピンジメント症候群

股関節インピンジメント症候群は、股関節の形状の異常や運動の制限によって、関節の一部が異常に接触し、軟骨や関節唇にダメージを与える状態です。スポーツ選手に多く見られ、痛みや運動制限が主な症状です。保存的治療や物理療法、場合によっては関節鏡を用いた手術が行われます。

リウマチ性股関節炎

リウマチ性股関節炎は、自己免疫反応によって関節の軟骨や骨が徐々に破壊される病態です。股関節の痛み、腫れ、こわばりが主な症状で、特に朝のこわばりが特徴的です。薬物療法が主な治療方法で、炎症を抑える薬や免疫系に作用する薬が用いられます。重症化した場合は、手術が必要になることもあります。

椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアは、脊椎の椎間板が損傷し、その一部が飛び出て隣接する神経を圧迫する状態です。股関節の痛みの原因となることもあり、特に腰から臀部、太ももへと放散する痛みやしびれが特徴的です。椎間板ヘルニアが原因で股関節に痛みが発生する場合、その痛みはしばしば坐骨神経痛として現れ、腰部から臀部、さらには下肢にかけての放散痛となります。治療には、まずは保存的な方法が試みられ、物理療法、薬物療法、適度な運動などが含まれます。これらの治療で改善が見られない場合、椎間板を圧迫している部分を取り除く手術が検討されることもあります。

まとめ

股関節の痛みは、生活の質を大きく低下させる可能性がありますが、正しい診断と適切な治療によって、痛みの軽減や生活の質の改善が可能です。変形性股関節症、大腿骨頭壊死、股関節インピンジメント症候群など、股関節の疾患は様々ですが、それぞれの病状に合わせた治療法が存在します。また、リハビリテーションや予防策を取り入れることで、症状の管理や疾患の進行を遅らせることができます。股関節に痛みや違和感を感じたら、早めに専門医に相談しましょう。

札幌ひざのセルクリニックでは、患者様の症状に合わせた適切な診断と治療計画のご提案をしております。ひざだけでなく、肩、股関節等の関節、また長引く腰痛などの慢性疼痛の治療も行っております。西18丁目駅徒歩2分、札幌医大目の前にありますので、お気軽に御相談下さい。

院長 川上公誠

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