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FAQ 膝の熱っぽい感じでよくある7つの質問に専門医がやさしく回答

膝の熱っぽい感じでよくある7つの質問に専門医がやさしく回答

膝に「熱をもっている」「あたたかい感じがする」といった症状は、多くの方が経験されるものです。ここでは整形外科専門医が、膝の熱っぽさに関するよくある質問にわかりやすくお答えします。

Q1. 膝が熱っぽいのはなぜですか?

A. 膝の熱っぽさは、関節内で炎症が起きているサインです。変形性膝関節症、関節リウマチ、滑膜炎などが原因で関節液が増え、熱感や腫れを感じることがあります。まずは整形外科で原因を確認することが大切です。

Q2. 膝が熱くて腫れているときは冷やした方がいいですか?

A. 炎症による熱や腫れがある場合は、まず冷却が有効です。保冷剤や濡れタオルなどで10〜15分ほど冷やすと痛みや腫れが和らぐことがあります。ただし長時間の冷却は避け、症状が続く場合は受診してください。

Q3. 熱っぽいのに痛みが強くない場合も病気ですか?

A. 痛みが軽くても、膝の中では慢性的な炎症が起きていることがあります。放置すると軟骨のすり減りが進行することもあるため、違和感や熱感だけでも早めの診察をおすすめします。

Q4. 膝が熱っぽいのは運動のしすぎが原因ですか?

A. 運動後の一時的な熱感は筋肉や関節への負荷によるものですが、数日続く場合は炎症や損傷の可能性があります。特に膝を酷使するスポーツや長時間の歩行後は注意が必要です。

Q5. 膝に熱を感じるのは変形性膝関節症のサインですか?

A. はい、変形性膝関節症では軟骨がすり減り、関節内で炎症が起きることで熱っぽさを感じることがあります。初期段階では痛みよりも熱感が先に出る場合もあり、早期の診断が重要です。

Q6. 膝の熱っぽさが片方だけにあるのは問題ですか?

A. 片方の膝だけが熱い場合は、局所的な炎症や損傷が疑われます。左右差が大きい場合、感染や半月板損傷、滑膜炎などの可能性もあるため、整形外科での検査をおすすめします。

Q7. 再生医療で膝の炎症や熱感は改善しますか?

A. 幹細胞治療やPRP治療などの再生医療では、炎症を抑えて関節環境を整える効果が期待できます。炎症による熱っぽさや腫れの改善を目指す治療として注目されています。

膝の熱っぽさは放置すると慢性化することもあります。気になる症状がある方は、早めに専門医の診察を受けるようにしましょう。

再生医療という新しい選択肢

近年では、従来の治療に加えて再生医療という新しい選択肢も登場しています。特に、幹細胞治療PRP(多血小板血漿)治療といった方法は、体の自然治癒力を引き出して関節の修復を促す治療法として注目されています。

例えば、脂肪から採取した幹細胞を関節に注入する治療では、変性した軟骨の修復や再生が期待できます。これにより、「もう正座はできないかも…」とあきらめていた方が、再び正座ができるようになったケースもあります。

ただし、再生医療はすべての症例に効果があるわけではないため、適応の有無をしっかり診断してもらうことが重要です。

札幌ひざのセルクリニックでは、患者様の症状に合わせた適切な診断と治療計画のご提案をしております。ひざだけでなく、肩、股関節等の関節、また長引く腰痛などの慢性疼痛の治療も行っております。西18丁目駅徒歩2分、札幌医大目の前にありますので、お気軽に御相談下さい。

院長 川上公誠

プロフィール


監修 川上 公誠(整形外科専門医)
札幌ひざのセルクリニック院長

岐阜大学医学部卒業。母が人工関節手術で痛みから解放された経験をきっかけに整形外科医を志し、これまでに人工関節置換術を含む手術を5,000件以上手がけてきました。手術が難しい高齢者や合併症のある方にも寄り添える治療を模索する中で再生医療と出会い、その効果に確信を得て、2024年に「札幌ひざのセルクリニック」を開院。注射のみで改善が期待できるこの先進的な治療を、北海道中に届けたいという想いで、関節に特化した再生医療を提供しています。

この記事を書いたのは

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