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FAQ 関節注射でよくある7つの質問に専門医がやさしく回答

関節の痛みや炎症に対してよく行われる治療のひとつが「関節注射」です。ここでは、多くの方が気になる疑問に専門医がやさしくお答えします。
この記事の内容
Q1. 関節注射とはどのような治療ですか?
関節注射は、膝や肩などの関節内に薬を直接注入する治療です。ヒアルロン酸やステロイドなどを用い、炎症や痛みを和らげる効果が期待できます。
Q2. 関節注射はどんな症状に効果がありますか?
主に変形性膝関節症や肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)などで使われます。痛みや腫れを軽減し、関節の動きを改善することが目的です。
Q3. 関節注射は痛いですか?
注射時に多少の痛みはありますが、多くの方は数秒で終わるため耐えられる程度です。細い針を使い、できるだけ痛みを抑えて行います。
Q4. 関節注射の効果はどのくらい続きますか?
効果の持続は個人差があります。数日から数週間持続することが多く、症状によっては繰り返しの注射が必要になる場合もあります。
Q5. 関節注射には副作用はありますか?
まれに注射部位の腫れや感染、発赤が見られることがあります。頻繁なステロイド注射は関節に負担をかけるため、適切な間隔を守ることが大切です。
Q6. 関節注射は何回まで受けられますか?
薬の種類や症状により異なります。ヒアルロン酸は週1回を数回、ステロイドは年数回までとするのが一般的です。医師と相談して回数を決めましょう。
Q7. 関節注射で治らない場合はどうすればよいですか?
効果が不十分な場合は、リハビリや装具療法、再生医療や手術など、他の治療を検討することもあります。症状に応じて最適な方法を提案いたします。
関節注射は多くの方が受けている身近な治療法です。不安や疑問があれば、医師にお気軽にご相談ください。
再生医療という新しい選択肢
近年では、従来の治療に加えて再生医療という新しい選択肢も登場しています。特に、幹細胞治療やPRP(多血小板血漿)治療といった方法は、体の自然治癒力を引き出して関節の修復を促す治療法として注目されています。
例えば、脂肪から採取した幹細胞を関節に注入する治療では、変性した軟骨の修復や再生が期待できます。これにより、「もう正座はできないかも…」とあきらめていた方が、再び正座ができるようになったケースもあります。
ただし、再生医療はすべての症例に効果があるわけではないため、適応の有無をしっかり診断してもらうことが重要です。
札幌ひざのセルクリニックでは、患者様の症状に合わせた適切な診断と治療計画のご提案をしております。ひざだけでなく、肩、股関節等の関節、また長引く腰痛などの慢性疼痛の治療も行っております。西18丁目駅徒歩2分、札幌医大目の前にありますので、お気軽に御相談下さい。
院長 川上公誠
(プロフィール)
監修 川上 公誠(整形外科専門医)
札幌ひざのセルクリニック院長
岐阜大学医学部卒業。母が人工関節手術で痛みから解放された経験をきっかけに整形外科医を志し、これまでに人工関節置換術を含む手術を5,000件以上手がけてきました。手術が難しい高齢者や合併症のある方にも寄り添える治療を模索する中で再生医療と出会い、その効果に確信を得て、2024年に「札幌ひざのセルクリニック」を開院。注射のみで改善が期待できるこの先進的な治療を、北海道中に届けたいという想いで、関節に特化した再生医療を提供しています。


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