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FAQ 高齢者の膝治療でよくある7つの質問に専門医がやさしく回答

高齢者の膝治療でよくある7つの質問に専門医がやさしく回答

高齢者の膝の痛みや治療方法について、多くの方が気になる点をまとめました。専門医がやさしく丁寧にお答えします。

高齢者の膝の痛みは年齢のせいで仕方ないのでしょうか?

加齢で軟骨はすり減りやすくなりますが、痛みを我慢する必要はありません。運動療法や鎮痛薬、注射、装具、再生医療などを組み合わせることで生活の質の改善が期待できます。

手術以外でできる膝の治療はありますか?

あります。痛み止めや湿布、ヒアルロン酸注射、理学療法、体重管理、装具療法に加え、PRPや幹細胞などの再生医療も選択肢です。病期や体力に合わせて個別に提案します。

膝が痛くても運動はしたほうがよいですか?

痛みの範囲で継続が大切です。太もも前後の筋力強化と関節可動域の確保が負担軽減につながります。平地歩行やプール、軽いストレッチから始め、痛みが強い日は無理しないでください。

高齢者に多い膝の病気は何ですか?

最も多いのは変形性膝関節症です。軟骨の摩耗で立ち上がりや歩行、階段で痛みが出ます。早期からの運動療法や体重管理、注射などで進行を抑え、症状を和らげることができます。

階段の上り下りがつらい時の対策は?

手すりを使い、一段ずつ体を近づけて踏み込むのが基本です。大腿四頭筋のトレーニング、膝サポーターの活用、痛みが強い日は昇降回数を減らすなどで負担を軽減します。専門家の指導も有効です。

高齢者に再生医療は安全ですか?

自己の血液や脂肪由来の成分を用いるため一般に重大な副作用は少ないと報告されています。ただし適応や効果には個人差があり、内科疾患や服薬状況を含めて専門医が総合的に判断します。

受診のタイミングはいつがよいですか?

日常生活に支障が出始めた時、または痛みが2週間以上続く時が目安です。早期相談で治療の選択肢が広がり、進行抑制や手術回避の可能性が高まります。我慢せず受診してください。

高齢者の膝治療は「年だから」と諦める必要はありません。多くの選択肢があり、適切な計画で生活の質の向上が期待できます。気になる方は専門医にご相談ください。

再生医療という新しい選択肢

近年では、従来の治療に加えて「再生医療」という新しい選択肢も登場しています。特に、幹細胞治療PRP(多血小板血漿)治療といった方法は、体が本来持つ自然治癒力を引き出し、関節や組織の修復を促す治療法として注目されています。

例えば、脂肪から採取した幹細胞を点滴で投与することで、膝や股関節だけでなく、腰痛などの慢性疼痛に対しても炎症を抑えたり、組織の修復を促したりする効果が期待されています。

ただし、再生医療はすべての症例に効果があるわけではないため、適応の有無を医師がしっかり診断したうえで治療を検討することが大切です

札幌ひざのセルクリニックでは、患者様の症状に合わせた適切な診断と治療計画のご提案をしております。ひざだけでなく、肩、股関節等の関節、また長引く腰痛などの慢性疼痛の治療も行っております。西18丁目駅徒歩2分、札幌医大目の前にありますので、お気軽に御相談下さい。

院長 川上公誠

プロフィール


監修 川上 公誠(整形外科専門医)
札幌ひざのセルクリニック院長

岐阜大学医学部卒業。母が人工関節手術で痛みから解放された経験をきっかけに整形外科医を志し、これまでに人工関節置換術を含む手術を5,000件以上手がけてきました。手術が難しい高齢者や合併症のある方にも寄り添える治療を模索する中で再生医療と出会い、その効果に確信を得て、2024年に「札幌ひざのセルクリニック」を開院。注射のみで改善が期待できるこの先進的な治療を、北海道中に届けたいという想いで、関節に特化した再生医療を提供しています。

この記事を書いたのは

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