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その他 朝起きたときの膝のこわばり…関節リウマチとの違いは?

朝起きたときの膝のこわばり…関節リウマチとの違いは?

朝の膝のこわばりに気づいたら

朝起きたとき、「膝がこわばって動かしにくい」と感じたことはありませんか?しばらくすると自然にほぐれていく場合もありますが、毎朝続くと不安になりますよね。この症状は、単なる加齢による変化のこともあれば、関節リウマチなど病気のサインである場合もあります。ここでは、朝の膝のこわばりと関節リウマチとの違い、注意すべきポイントについてわかりやすく解説します。

膝のこわばりとは?どんな症状?

「こわばり」とは、関節周囲の筋肉や腱が固くなり、関節を動かしにくくなる状態を指します。特に朝起きた直後は、長時間動かさなかったために関節がこわばりやすく、動かし始めると次第にスムーズになります。膝の場合、屈伸運動がぎこちなくなったり、階段の昇り降りで違和感を覚えたりすることが多いです。

よくある原因|加齢や関節の疲労

朝の膝のこわばりは、必ずしも病気とは限りません。よくある原因として、加齢による関節の変化や、前日に膝を使いすぎたことによる一時的な炎症が挙げられます。この場合、起床後30分以内に自然にこわばりがとれて、日常生活には支障がないことが多いです。

また、変形性膝関節症の初期にも、朝のこわばりが見られることがあります。ただし、こちらも通常は短時間で解消するため、持続的なこわばりが続く場合は注意が必要です。

関節リウマチとの違いとは?

関節リウマチは、自己免疫の異常によって関節に慢性的な炎症が起こる病気です。特に朝のこわばりが特徴的で、加齢や疲労によるこわばりとは以下の点で異なります。

  • こわばりの持続時間が長い
     30分以上、時には数時間続くこともあります。
  • 複数の関節が同時にこわばる
     膝だけでなく、手指や手首、足首にも症状が出ることがあります。
  • 左右対称に症状が現れることが多い
     片方の膝だけでなく、両膝に同時に違和感を覚えるケースが多く見られます。
  • 腫れや痛みを伴う
     こわばりに加えて、関節が腫れたり、押すと痛みを感じることもあります。

このような特徴が当てはまる場合は、早めに専門医の診察を受けることが大切です。

こんな症状があれば要注意

次のような症状があれば、関節リウマチや他の疾患の可能性も考えられます。

  • 朝のこわばりが30分以上続く
  • 複数の関節に症状が出る
  • 関節の腫れや赤み、熱感がある
  • 疲労感や微熱が続いている
  • 動かすと強い痛みがある

関節リウマチは早期発見・早期治療が非常に重要な病気です。進行すると関節の破壊が進み、日常生活に大きな支障をきたす恐れがあるため、少しでも異変を感じたら放置せず、医療機関を受診しましょう。

関節リウマチではない場合の対処法

もし加齢や疲労による一時的なこわばりであれば、次のようなセルフケアで症状を和らげることができます。

  • 起床後すぐに膝をゆっくりと動かして温める
  • 軽いストレッチやウォーキングを取り入れる
  • 膝を冷やさず、温めて血流を促進する
  • 前日に無理な運動をしすぎないよう心がける

これらを続けることで、朝のこわばりが改善していくことも多いです。しかし、症状が悪化したり長期間続く場合は、自己判断せずに整形外科を受診することをおすすめします。

まとめ|膝のこわばりに気づいたら、まずはチェックを

朝の膝のこわばりは、必ずしも深刻な病気とは限りません。しかし、関節リウマチなど重篤な疾患が隠れている場合もあるため、症状の特徴をよく観察することが大切です。

  • 30分以内に解消するなら加齢や疲労が原因かも
  • 30分以上続くなら関節リウマチの可能性あり
  • 他の関節の腫れや痛みもあればすぐに受診を

違和感を感じたら、早めに整形外科専門医に相談して適切な診断と対処を受けるようにしましょう。日々のケアと早期対応で、膝の健康を守っていきましょう。

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