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再生医療 手術しない肩の治療法|再生医療やリハビリの最新情報

手術しない肩の治療法|再生医療やリハビリの最新情報

肩の痛みや動かしづらさでお悩みの方は多く、年齢や運動歴に関係なく発症することがあります。中には「四十肩」「五十肩」といった通称で呼ばれる肩関節周囲炎や、腱板断裂、変形性肩関節症などの疾患もあります。これらの症状が続くと、日常生活にも大きな支障をきたし、仕事や趣味が制限されることも少なくありません。

「手術しかないのでは」と不安になる方もいらっしゃいますが、実は手術をしなくても症状の改善が期待できる治療法が近年注目されています。それが再生医療と**運動療法(リハビリ)**です。

肩の痛みの主な原因とは?

肩の痛みは様々な原因で起こりますが、主に次のようなものがあります。

  • 肩関節周囲炎(四十肩・五十肩):肩関節周辺の組織に炎症が起き、痛みと動きの制限が出る状態。加齢による変化が関係しているとされます。
  • 腱板損傷・断裂:肩を支える筋肉(腱板)の一部が損傷または断裂している状態。スポーツや労働で繰り返し肩を使ってきた人に多く見られます。
  • 変形性肩関節症:軟骨がすり減ることで関節の動きが悪くなり、痛みや違和感が生じます。

これらの疾患は、早期発見・早期治療によって手術を回避できるケースもあります。

再生医療による「切らない」肩の治療

現在、整形外科分野では再生医療が大きな注目を集めています。再生医療とは、自分の細胞や成分を使って損傷した組織の修復を促す治療法です。代表的なものとして以下が挙げられます。

PRP治療(多血小板血漿療法)

PRPとは、自分の血液から血小板を多く含んだ成分だけを取り出し、患部に注射する治療です。血小板には組織修復や炎症抑制を促す成分が多く含まれており、肩の炎症や痛みを軽減する効果が期待されます。

特に、腱板損傷四十肩・五十肩の初期段階に対して、PRP治療は負担が少ない「切らない治療法」として人気です。

幹細胞治療(脂肪由来幹細胞など)

自分の脂肪から取り出した幹細胞を用いて、損傷した腱や軟骨の再生を促す方法です。重度の腱板断裂や変形性関節症の患者さんにも適応可能なケースがあり、手術以外の選択肢として注目されています。

リハビリで動きを取り戻す

再生医療と並行して重要なのが運動療法(リハビリ)です。痛みのある肩を無理に動かすのは避けつつ、適切な範囲で筋肉や関節の柔軟性を回復させていきます。専門の理学療法士による個別リハビリでは、痛みを軽減しながら日常動作をスムーズに行えるようなメニューが組まれます。

肩の可動域を改善するためには、肩甲骨や背中の動きも大切です。セルフストレッチや自宅でのトレーニング指導も併用することで、再発の予防にもつながります。

どんな人が「手術しない治療」に向いている?

すべての人に再生医療やリハビリだけで改善が見込めるわけではありません。しかし、次のような方には「切らない治療法」が適している可能性があります。

  • 手術を避けたい高齢者や基礎疾患のある方
  • 肩の動きは制限されているが、重度の変形や断裂がない場合
  • スポーツ復帰を目指すアスリート
  • 仕事で長期休養が難しい方

MRIなどの画像検査で状態を把握し、再生医療と保存療法(リハビリ)を組み合わせた治療プランを提案できる医療機関を選ぶことが重要です。

手術以外の選択肢があるという安心感を

「肩が痛い=すぐ手術」という時代ではなくなってきました。現代医療の進歩により、身体に優しい選択肢が増えています。特に再生医療は、これまで難しかった自然治癒を補い、患者さんの回復力を引き出す治療法として進化しています。

肩の痛みに悩んでいる方は、ぜひ「手術しない治療法」について専門医に相談してみてください。身体にやさしく、生活を取り戻す一歩となるかもしれません。

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