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腕を上げると肩が痛い!肩の痛みの原因は?

腕を上げると肩が痛い!肩の痛みの原因は?

腕を上げると肩が痛い原因として、肩関節周囲炎(五十肩)、腱板損傷、肩の脱臼、肩関節唇損傷といった疾患が考えられます。これらの疾患には共通して、肩の動きが制限されることや慢性的な痛みが特徴として見られますが、それぞれ治療法や対処方法には違いがあります。

肩関節周囲炎(五十肩)

肩関節周囲炎は、加齢に伴い肩関節周囲組織が傷み、炎症を起こすことが原因で、40歳代から60歳代にかけて発症することが多いです。特に夜間や朝方に痛みを感じることが多く、肩の動きが制限されることが特徴です。通常、時間が経つと徐々に症状は改善しますが、非ステロイド性消炎鎮痛剤や運動療法を通じて痛みを軽減する治療が行われます​​。

腱板損傷

腱板損傷は、肩を構成する腱板が加齢や外傷によって損傷を受けることによって生じます。肩を動かす際の痛みや動作の制限が見られ、特に腕を上げる動作が困難になることがあります。治療には、炎症を抑えるための薬物療法や、肩関節の機能を回復させるための運動療法が用いられます。重度の場合は手術が必要になることもあります​​。

肩の脱臼

肩の脱臼は、外傷が原因で上腕骨頭が肩甲骨の関節窩から外れる状態を指します。非常に強い痛みを伴い、肩を動かすことができなくなります。脱臼が初めての場合、固定や運動療法による治療が行われますが、繰り返し脱臼がみられる場合は、手術が必要になることがあります​​。

肩関節唇損傷

肩関節唇損傷は、肩関節の安定性を高める関節唇が損傷することで発生します。主にスポーツ動作や肩関節の脱臼が原因で生じ、肩の深部に痛みを感じたり、動作時にクリック音が生じることがあります。MRIやCTによる診断後、理学療法などの保存治療が優先されますが、症状が改善しない場合は手術治療が選択されることもあります​​。

肩こり

肩こりに関しては、日常生活の中での姿勢の改善やストレッチ、適度な運動が予防や改善に効果的です。また、過度なストレスや長時間の同一姿勢を避けることも重要です。重度の肩こりやそれに伴う痛みが見られる場合は、専門医の診断を受けることが推奨されます​​。

適切な対処法

肩の痛みや不調は多様な原因によって引き起こされるため、正確な診断と治療法の選択が重要です。医師は、患者の症状や生活スタイル、そして病歴を考慮して、最適な治療計画を立てます。

特に、肩の痛みが慢性化する前に適切な対処をすることが重要です。例えば、五十肩は時間の経過とともに自然に改善することがありますが、適切な運動療法や薬物療法を行うことで、痛みの軽減や回復の促進が期待できます。腱板損傷や肩の脱臼、肩関節唇損傷の場合は、特に初期段階での正確な診断と治療が、長期的な機能障害を避けるために非常に重要です。

腱板損傷においては、リハビリテーションが中心となりますが、損傷の程度によっては手術治療が必要になる場合もあります。特に重度の腱板断裂の場合は、手術による腱板の修復が必要になります。手術後は、リハビリテーションを通じて肩関節の機能回復を目指します​​。

肩の脱臼や肩関節唇損傷の場合も、最初は保存療法が試みられますが、再発を繰り返す場合や慢性的な不安定性が見られる場合は、手術療法が検討されます。これらの症状に対しても、リハビリテーションは非常に重要で、適切な運動療法によって、肩関節の安定性や機能の向上が図られます​​​​。

まとめ

総じて、肩の痛みや不調に対しては、様々な治療法が存在しますが、患者一人ひとりの状況に合わせた個別のアプローチが必要です。定期的な医療機関でのチェックや、日常生活での自己管理が、肩の健康を守るためには不可欠です。

札幌ひざのセルクリニックでは、患者様の症状に合わせた適切な診断と治療計画のご提案をしております。ひざだけでなく、肩、股関節等の関節、また長引く腰痛などの慢性疼痛の治療も行っております。西18丁目駅徒歩2分、札幌医大目の前にありますので、お気軽に御相談下さい。

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