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膝の裏が痛い主な原因は?

膝の裏が痛い主な原因は?


膝の裏が痛いという症状は、日常生活において非常に不便を感じるものです。特に、膝を曲げたり伸ばしたりする動作は頻繁に行われるため、痛みがあると大きなストレスとなります。この記事では、膝の裏が痛くなる原因として考えられる病気、それに対する対処法、そして効果的なストレッチ方法について詳しく解説します。

膝の裏が痛い主な原因

ベーカー嚢腫

膝裏に液体がたまり、ポコッと腫れる症状。関節液が過剰に分泌されたり、関節内の圧力が高まることで形成されます。

変形性膝関節症

膝の軟骨がすり減り、骨と骨が直接擦れるようになって痛みを感じる疾患です。主に高齢者に見られ、肥満や重労働がリスク要因となります。

半月板損傷

膝のクッション役である半月板が破れることで、痛みや動きの制限が生じます。スポーツをする人に多い症状です。

後十字靭帯損傷

膝を曲げるときに感じる痛みで、膝の不安定感も伴うことがあります。事故やスポーツ中の怪我によって引き起こされることが多いです。

関節リウマチ

自己免疫疾患の一種で、関節に炎症が生じることで痛みや腫れが出る病気です。膝以外の関節にも影響を及ぼすことが特徴です。

深部静脈血栓症

長時間の座位や移動後に膝裏に痛みが生じる場合、この疾患が原因かもしれません。血流が悪くなり血栓ができることで痛みが発生します。

痛みの対処法

安静にする

痛みがひどい時は、無理をせず膝を休めることが重要です。

冷やす/温める

腫れがある場合は冷やし、それが引いたら温めることで血行が良くなり痛みが和らぎます。

ストレッチ

膝の裏の筋肉を優しく伸ばすことで、痛みの軽減や予防が期待できます。特にハムストリングスのストレッチが効果的です。

実践的なストレッチ方法

ハムストリングスストレッチ

椅子に座り、片足を前に伸ばしてかかとを床につけ、もう片方の足は曲げます。前傾して膝の裏が伸びるのを感じるまで体を倒し、10~15秒キープします。

膝窩筋ストレッチ

床に座り、片腿を伸ばして他方の足を曲げて足底を内腿につけます。伸ばした腿の足首を手で持ちながらゆっくりと前傾し、膝裏に伸びを感じる位置で止めて静止します。この位置を15秒間保持し、反対も同様に行います。

腓腹筋ストレッチ

立った状態で、一方の足を後ろに伸ばし、かかとを床に着けます。前の足の膝を曲げつつ、後ろの脚は伸ばしたままで前に体重を移動し、後ろ足のふくらはぎに伸びを感じるようにします。この状態を15~20秒間維持し、足を交換して同じことを繰り返します。

医療機関の受診

膝の裏の痛みが改善しない場合や、激しい痛みが急に発生した場合は、早急に整形外科を受診することが推奨されます。医師による正確な診断と治療が必要です。特に、次のような症状がある場合は、速やかに医療機関を訪れるべきです。

  • 膝の腫れや赤みが伴う場合
  • 膝を動かす際に激しい痛みがある場合
  • 膝の形状が明らかに変わっている場合
  • 痛みが長期間続いている場合

まとめ

膝の裏の痛みは多くの原因によって引き起こされる可能性があります。日常生活において膝を過度に使用することを避け、適切なストレッチやセルフケアを行うことが重要です。また、症状が持続する場合や、自己管理での改善が見られない場合は、早急に専門の医療機関での診断と治療を受けることが望ましいです。自身の膝の健康を守るためにも、早めの対処を心がけましょう。

札幌ひざのセルクリニックでは、患者様の症状に合わせた適切な診断と治療計画のご提案をしております。ひざだけでなく、肩、股関節等の関節、また長引く腰痛などの慢性疼痛の治療も行っております。西18丁目駅徒歩2分、札幌医大目の前にありますので、お気軽に御相談下さい。

院長 川上公誠

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