無料電話相談はこちら

0120-117-560

【電話受付時間】月〜金/9:00〜16:30(年末年始休診)

メニュー

COLUMN

スポーツ外傷 前十字靭帯損傷と言われたら気を付けること

前十字靭帯損傷と言われたら気を付けること

「前十字靭帯が切れています」「前十字靭帯損傷ですね」と医師から説明を受けたとき、多くの方は不安と戸惑いを感じることでしょう。膝のケガの中でも前十字靭帯損傷は特に多く、スポーツをしている人に限らず、日常生活の中でも起こりうるけがです。

ここでは、「前十字靭帯損傷」と診断されたときに知っておきたいことや、今後の生活で気を付けるポイントについて、できるだけわかりやすく解説します。

1. 前十字靭帯とは?何のためにあるの?

前十字靭帯(ACL)は、膝の中にある靭帯のひとつで、大腿骨(太ももの骨)と脛骨(すねの骨)をつないでいます。膝関節の前後のズレを防ぎ、特に「膝が前に出すぎる」「ひねる」といった動きに対して、関節を安定させる役割があります。

前十字靭帯は、ジャンプの着地や急な方向転換、止まる動作などで大きな負担がかかるため、激しいスポーツをしている人によく損傷します。しかし、階段の踏み外しや転倒など、日常生活でも損傷することがあります。

2. どんな症状が出る?見逃さないために

前十字靭帯を損傷すると、次のような症状が見られます。

  • 膝が「ガクッ」と抜ける感じがする
  • 急に膝が腫れてきた(特に受傷後数時間以内)
  • 歩くのが困難になる
  • 膝に力が入らず、不安定な感じがする

一度腫れが引いて痛みがやわらいでも、靭帯自体は切れたままのことが多く、スポーツ復帰や坂道の歩行などで再び痛みや不安定感が現れます。

3. 画像検査で何がわかる

診断にはまず問診と徒手検査(膝を動かして不安定性を確認する検査)が行われます。確定診断のためには、MRI検査が必要です。レントゲンでは骨の異常しかわかりませんが、MRIなら靭帯の損傷具合が詳細に確認できます。

MRIで前十字靭帯の断裂が確認された場合、部分断裂か完全断裂か、また他の靭帯や半月板の損傷がないかもチェックされます。

4. 手術は必要?それとも保存療法?

治療には大きく分けて「保存療法」と「手術療法」があります。どちらを選ぶかは、年齢、日常生活での活動レベル、スポーツを続けたいかどうかなどによって変わります。

保存療法

筋力トレーニングやリハビリによって、膝の安定性を高めていく方法です。日常生活には問題ないことも多く、運動強度が高くない方や高齢者ではこの方法を選ぶケースが多くなります。

手術療法

損傷した靭帯を再建する手術です。特にスポーツ復帰を目指す場合には手術が選ばれることが多いです。手術後も数ヶ月のリハビリが必要ですが、安定した膝を取り戻せる可能性が高くなります。

5. 生活で気をつけたいこ

前十字靭帯を損傷したあとは、膝が不安定になりやすいため、以下のことに注意が必要です。

  • 段差や坂道での歩行に注意:膝が「ガクッ」と抜ける恐れがあります。
  • 膝に負担をかけない動作を意識:しゃがみ込みやひねる動作は避けましょう。
  • 体重コントロール:体重が増えると膝への負担が大きくなります。
  • 転倒予防:滑りやすい床、つまずきやすい段差などに気をつけてください。
  • サポーターの活用:外出時や運動時にサポーターを装着することで膝の安定性を補助できます。

また、再受傷を防ぐためにも、医師や理学療法士の指導のもとでリハビリを継続することが重要です。

6. 再発予防とリハビリの大切さ

前十字靭帯を一度損傷すると、再び同じ場所を傷めるリスクが高くなります。だからこそ、治療後のリハビリや筋力トレーニングが非常に大切です。

リハビリでは、大腿四頭筋(太ももの前側の筋肉)やハムストリングス(太ももの裏側の筋肉)などを中心に鍛えていきます。これにより、膝の安定性が高まり、日常生活やスポーツでも安心して動けるようになります。

まとめ

前十字靭帯損傷は、ただの「ねんざ」や「打撲」とは違い、膝の構造に関わる大切な靭帯の損傷です。正しい診断と治療、そして継続的なリハビリが、再び元気に動ける膝を取り戻すカギとなります。

もし「前十字靭帯を痛めています」と言われたら、不安に思うのは当然です。しかし、焦らず、医師やリハビリスタッフと相談しながら、自分に合った治療法を選んでいくことが大切です。

膝を大切に、そして無理のない回復を目指しましょう。

札幌ひざのセルクリニックでは、患者様の症状に合わせた適切な診断と治療計画のご提案をしております。ひざだけでなく、肩、股関節等の関節、また長引く腰痛などの慢性疼痛の治療も行っております。西18丁目駅徒歩2分、札幌医大目の前にありますので、お気軽に御相談下さい。

院長 川上公誠

プロフィール

この記事を書いたのは

CONTACT

ひざ関節の痛みに完全特化!

無料電話相談はこちら

【電話受付時間】月〜金/9:00〜16:30(土日祝休診)

各種ご相談やご予約はこちら

  • ひざの痛みに関する相談
  • セカンドオピニオンの相談
  • 再生医療に関する相談
  • MRI検査のご予約