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FAQ 腰椎圧迫骨折でよくある7つの質問に専門医がやさしく回答

腰椎圧迫骨折でよくある7つの質問に専門医がやさしく回答

多くの方が気になる「腰椎圧迫骨折」について、整形外科専門医が要点だけやさしく解説します。症状や検査、治療、予防まで短くまとめました。

Q1. 腰椎圧迫骨折とは?

A. 腰の背骨が押しつぶされるように変形する骨折です。骨粗しょう症の方や高齢者に多く、転倒やくしゃみなど軽い外力でも起こることがあります。

Q2. 主な症状は?

A. 突然の腰痛が代表的です。動作で痛みが強まり、背中が丸くなることも。痛みが軽く見逃される場合もあるため、早めの受診が大切です。

Q3. どうやって診断しますか?

A. まずはレントゲンを撮影します。新しい骨折か古い骨折か、神経の状態を詳しく見るためにMRIやCTを追加することがあります。

Q4. 自然に治りますか?

A. 多くは保存療法で回復します。安静、コルセット、痛み止めなどで数か月かけて骨が固まります。並行して骨粗しょう症治療を行うと再発予防になります。

Q5. 手術はいつ必要?

A. 強い痛みが長く続く、神経症状(しびれ・筋力低下)がある、骨がつぶれ続ける場合に検討します。骨セメント注入など低侵襲手術が選択肢です。

Q6. 再生医療は役立ちますか?

A. 骨折そのものを固定する治療ではありませんが、骨粗しょう症の管理や周囲筋の機能維持を支える目的で併用が検討されることがあります。適応は個別判断です。

Q7. 予防するには?

A. 骨粗しょう症治療(薬物療法、栄養、日光、運動)が基本です。転倒対策(住環境の見直し、靴の工夫、体幹・下肢筋力トレーニング)も効果的です。

腰椎圧迫骨折は早期診断と適切な保存療法で多くが改善します。気になる腰痛や姿勢の変化があれば、我慢せず整形外科にご相談ください。

再生医療という新しい選択肢

近年では、従来の治療に加えて「再生医療」という新しい選択肢も登場しています。特に、幹細胞治療PRP(多血小板血漿)治療といった方法は、体が本来持つ自然治癒力を引き出し、関節や組織の修復を促す治療法として注目されています。

例えば、脂肪から採取した幹細胞を点滴で投与することで、膝や股関節だけでなく、腰痛などの慢性疼痛に対しても炎症を抑えたり、組織の修復を促したりする効果が期待されています。

ただし、再生医療はすべての症例に効果があるわけではないため、適応の有無を医師がしっかり診断したうえで治療を検討することが大切です

札幌ひざのセルクリニックでは、患者様の症状に合わせた適切な診断と治療計画のご提案をしております。ひざだけでなく、肩、股関節等の関節、また長引く腰痛などの慢性疼痛の治療も行っております。西18丁目駅徒歩2分、札幌医大目の前にありますので、お気軽に御相談下さい。

院長 川上公誠

プロフィール


監修 川上 公誠(整形外科専門医)
札幌ひざのセルクリニック院長

岐阜大学医学部卒業。母が人工関節手術で痛みから解放された経験をきっかけに整形外科医を志し、これまでに人工関節置換術を含む手術を5,000件以上手がけてきました。手術が難しい高齢者や合併症のある方にも寄り添える治療を模索する中で再生医療と出会い、その効果に確信を得て、2024年に「札幌ひざのセルクリニック」を開院。注射のみで改善が期待できるこの先進的な治療を、北海道中に届けたいという想いで、関節に特化した再生医療を提供しています。

この記事を書いたのは

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