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FAQ腰 慢性腰痛でよくある7つの質問に専門医がやさしく回答

慢性的な腰痛は多くの方が抱える悩みであり、生活の質を大きく左右します。ここでは「慢性腰痛」に関してよくある質問を、整形外科専門医がわかりやすく解説します。
この記事の内容
Q1. 慢性腰痛とはどのような状態ですか?
3か月以上続く腰の痛みを「慢性腰痛」と呼びます。筋肉のこわばり、姿勢の癖、椎間板や関節の変化、ストレスなど多くの要因が関与するのが特徴です。
Q2. 慢性腰痛の原因は何ですか?
椎間板や椎間関節の変性、筋力低下、骨粗しょう症、ストレスや自律神経の乱れなどが原因となります。複数の要因が重なって痛みが慢性化することが多いです。
Q3. 慢性腰痛は自然に治りますか?
自然に軽快することもありますが、多くの場合は放置すると再発や悪化を繰り返します。専門医による原因の特定とリハビリや生活習慣の改善が重要です。
Q4. 慢性腰痛の治療方法には何がありますか?
運動療法、ストレッチ、薬物療法、ブロック注射、再生医療(PRPや幹細胞治療)などがあります。症状や原因に応じて最適な治療を組み合わせることが大切です。
Q5. 運動は腰痛に悪影響を与えませんか?
適度な運動は腰痛改善に有効です。筋肉を鍛え血流を良くすることで痛みを軽減できます。ただし無理な運動は逆効果になるため、医師や理学療法士の指導が推奨されます。
Q6. 再生医療は慢性腰痛に効果がありますか?
近年、自己血小板(PRP)や幹細胞を用いた治療が注目されています。椎間板や関節の炎症を抑え、組織の修復を促す可能性があり、従来の治療で改善しない方に選択肢となります。
Q7. 慢性腰痛で病院を受診するタイミングはいつですか?
痛みが3か月以上続く場合、または歩行困難やしびれ、排尿障害などがある場合は早急に受診してください。早期に適切な診断と治療を受けることで悪化を防げます。
慢性腰痛は多くの方が抱える身近な症状ですが、正しい知識と適切な対応で改善の可能性は十分にあります。多くの方が気になる疑問を解消し、前向きに治療へ取り組んでいただければと思います。
再生医療という新しい選択肢
近年では、従来の治療に加えて「再生医療」という新しい選択肢も登場しています。特に、幹細胞治療やPRP(多血小板血漿)治療といった方法は、体が本来持つ自然治癒力を引き出し、関節や組織の修復を促す治療法として注目されています。
例えば、脂肪から採取した幹細胞を点滴で投与することで、膝や股関節だけでなく、腰痛などの慢性疼痛に対しても炎症を抑えたり、組織の修復を促したりする効果が期待されています。
ただし、再生医療はすべての症例に効果があるわけではないため、適応の有無を医師がしっかり診断したうえで治療を検討することが大切です。
札幌ひざのセルクリニックでは、患者様の症状に合わせた適切な診断と治療計画のご提案をしております。ひざだけでなく、肩、股関節等の関節、また長引く腰痛などの慢性疼痛の治療も行っております。西18丁目駅徒歩2分、札幌医大目の前にありますので、お気軽に御相談下さい。
院長 川上公誠
(プロフィール)
監修 川上 公誠(整形外科専門医)
札幌ひざのセルクリニック院長
岐阜大学医学部卒業。母が人工関節手術で痛みから解放された経験をきっかけに整形外科医を志し、これまでに人工関節置換術を含む手術を5,000件以上手がけてきました。手術が難しい高齢者や合併症のある方にも寄り添える治療を模索する中で再生医療と出会い、その効果に確信を得て、2024年に「札幌ひざのセルクリニック」を開院。注射のみで改善が期待できるこの先進的な治療を、北海道中に届けたいという想いで、関節に特化した再生医療を提供しています。


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