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FAQ 膝が突然痛むときによくある7つの質問に専門医がやさしく回答

膝が突然痛むときによくある7つの質問に専門医がやさしく回答

「歩いていたら急に膝が痛くなった」「特にぶつけてもいないのにズキッとくる」など、膝の突然の痛みは多くの方が経験する症状です。ここでは、整形外科専門医の立場から、よくある疑問にやさしくお答えします。

Q1. 膝が突然痛くなる原因は何がありますか?

多くの方が気になる点です。突然の膝痛は、半月板損傷、関節の炎症、変形性膝関節症の初期、靭帯の小さな損傷、筋肉の張りなどが原因で起こります。いきなり強い痛みが出ることも珍しくありません。

Q2. ぶつけていないのに膝が痛くなることはありますか?

はい、よくあります。膝の軟骨や半月板は少しの負荷で傷むことがあり、炎症や関節液の増加で突然の痛みにつながります。また、運動不足で筋力が落ちていると急に痛むこともあります。

Q3. 朝起きたときに急に膝が痛くなるのはなぜ?

夜間に関節がこわばったり、関節液がたまったりすることで朝だけ強い痛みが出ることがあります。変形性膝関節症の初期でもよくみられる症状です。動き始めると楽になる場合もあります。

Q4. 膝の突然の痛みは放置しても大丈夫ですか?

数日で治る軽い炎症の場合もありますが、半月板損傷や関節の変性が進んでいるサインのこともあります。痛みが続く・腫れがある・歩きづらい場合は受診をおすすめします。

Q5. 応急処置として何をしたら良いですか?

まずは「冷やす・休む」が基本です。痛みが強い時期は無理をせず、患部を冷やし、可能なら軽く圧迫すると楽になります。激しい運動や長時間の歩行は避けてください。

Q6. 膝が突然痛くなったとき、温めても良いですか?

痛みが出た直後や腫れているときは温めない方が良いです。炎症が強まり悪化することがあります。痛みが引き始めて冷たさを感じる時期になれば、温めることで血流が改善し回復が早まります。

Q7. 突然の膝痛に再生医療(PRP・幹細胞治療)は有効ですか?

炎症や半月板の軽度損傷、初期の軟骨変性が原因の場合、PRP療法や幹細胞治療で炎症を抑え、修復を促す効果が期待できます。痛みを繰り返す方や早期改善を目指す方に適した選択肢です。

膝の突然の痛みは、年齢に関係なく誰にでも起こり得ます。早期に原因を知ることで、悪化を防ぎ、治療の選択肢も広がります。気になる症状があれば、無理せず専門医にご相談ください。

再生医療という新しい選択肢

近年では、従来の治療に加えて再生医療という新しい選択肢も登場しています。特に、幹細胞治療PRP(多血小板血漿)治療といった方法は、体の自然治癒力を引き出して関節の修復を促す治療法として注目されています。

例えば、脂肪から採取した幹細胞を関節に注入する治療では、変性した軟骨の修復や再生が期待できます。これにより、「もう正座はできないかも…」とあきらめていた方が、再び正座ができるようになったケースもあります。

ただし、再生医療はすべての症例に効果があるわけではないため、適応の有無をしっかり診断してもらうことが重要です。

札幌ひざのセルクリニックでは、患者様の症状に合わせた適切な診断と治療計画のご提案をしております。ひざだけでなく、肩、股関節等の関節、また長引く腰痛などの慢性疼痛の治療も行っております。西18丁目駅徒歩2分、札幌医大目の前にありますので、お気軽に御相談下さい。

院長 川上公誠

プロフィール


監修 川上 公誠(整形外科専門医)
札幌ひざのセルクリニック院長

岐阜大学医学部卒業。母が人工関節手術で痛みから解放された経験をきっかけに整形外科医を志し、これまでに人工関節置換術を含む手術を5,000件以上手がけてきました。手術が難しい高齢者や合併症のある方にも寄り添える治療を模索する中で再生医療と出会い、その効果に確信を得て、2024年に「札幌ひざのセルクリニック」を開院。注射のみで改善が期待できるこの先進的な治療を、北海道中に届けたいという想いで、関節に特化した再生医療を提供しています。

この記事を書いたのは

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