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FAQ 膝の水の再発でよくある8つの質問に専門医がやさしく回答

膝の水の再発でよくある8つの質問に専門医がやさしく回答

膝の水の再発にお悩みの方は非常に多く、当院でも日々多くのご相談をいただきます。なぜ繰り返すのか、どうすれば防げるのか、多くの方が気になる8つのポイントについて、専門医が分かりやすくお答えします。

膝に水が溜まるのはなぜ繰り返すのですか?

膝に水が溜まる(関節水腫)のは、膝の中で「炎症」が起きているからです。多くの場合、加齢による軟骨の摩耗や半月板の損傷が原因で、削れたカスが関節包という膜を刺激し、炎症を引き起こします。この炎症という「火事」が鎮火していないため、一度水を抜いても、原因が解決されない限り再び水が作られてしまうのです。

「水を抜くと癖になる」というのは本当ですか?

これは多くの方が誤解されていますが、水を抜く行為自体が癖になることはありません。炎症が続いているからこそ、抜いてもまた溜まってしまうのであり、むしろ溜まった水を放置する方が、水に含まれる不純物によってさらに軟骨を傷める可能性があります。痛みが強く、日常生活に支障がある場合は、適切に抜いて炎症を抑えることが大切です。

再発を防ぐために、日常生活で気をつけることは?

一番のポイントは、膝への負担(荷重)を減らすことです。具体的には、階段の昇り降りを控える、正座を避ける、長時間歩きすぎないといった工夫が挙げられます。また、炎症が起きている時はお風呂で長く温めすぎず、痛みや熱感がある場合は、氷嚢などで軽く冷やす(アイシング)ことも、水の再発を抑える有効な手段となります。

溜まった水を放置するとどうなりますか?

水が溜まった状態が続くと、膝の曲げ伸ばしが窮屈になり、周囲の筋肉が硬くなってしまいます。さらに、溜まった水の中には軟骨を溶かす酵素などの物質が含まれているため、放置することで変形性膝関節症が進行するリスクが高まります。膝が重だるい、腫れていると感じたら、早めに専門医に相談し、適切な処置を受けることをお勧めします。

膝の水の再発を止めるための治療法はありますか?

根本的な解決には、炎症の原因を取り除く必要があります。ヒアルロン酸注射による潤滑・抗炎症作用の活用や、大腿四頭筋(太もも前の筋肉)を鍛えるリハビリテーションが一般的です。近年では、ご自身の血液や細胞を用いた再生医療(PRPや幹細胞治療)によって、従来の治療では抑えきれなかった慢性的な炎症を改善し、水の再発を抑制する選択肢も増えています。

水が溜まっている時に運動してもいいですか?

水が溜まって熱感や強い痛みがある「急性期」は、無理な運動は厳禁です。安静にして炎症を鎮めることが先決です。ただし、全く動かさないと筋力が低下し、かえって膝への負担が増えてしまいます。炎症が落ち着いてきたら、膝に体重をかけない状態での筋力トレーニングや、水中ウォーキングなど、負担の少ない運動から段階的に再開しましょう。

サポーターは水の再発防止に効果がありますか?

サポーターは膝の横揺れを抑え、関節を安定させるため、炎症の再発防止に一定の効果が期待できます。また、適度な圧迫によって水の溜まりを抑える助けにもなります。ただし、締め付けすぎは血流を悪くするため注意が必要です。あくまで補助的な手段と考え、筋力トレーニングなどの根本的な対策と併用することが理想的です。

何度も水を繰り返す場合、手術を検討すべきですか?

保存療法(リハビリ、注射、内服など)を数ヶ月続けても、月に何度も水が溜まり、歩行困難や夜間痛がある場合は手術が選択肢に入ることもあります。しかし、現在は再生医療などの新しい治療法によって手術を回避できるケースも多くなっています。ご自身のライフスタイルや、どの程度まで活動性を戻したいかを主治医とよく相談し、納得のいく方法を選んでください。

膝の水の再発は、決して「年齢のせい」と諦める必要はありません。適切な診断と、炎症を元から絶つアプローチを行うことで、再び軽やかな歩みを取り戻すことができます。些細な違和感でも、お気軽にご相談くださいね。

再生医療という新しい選択肢

近年では、従来の治療に加えて再生医療という新しい選択肢も登場しています。特に、幹細胞治療PRP(多血小板血漿)治療といった方法は、体の自然治癒力を引き出して関節の修復を促す治療法として注目されています。

例えば、脂肪から採取した幹細胞を関節に注入する治療では、変性した軟骨の修復や再生が期待できます。これにより、「もう正座はできないかも…」とあきらめていた方が、再び正座ができるようになったケースもあります。

ただし、再生医療はすべての症例に効果があるわけではないため、適応の有無をしっかり診断してもらうことが重要です。

札幌ひざのセルクリニックでは、患者様の症状に合わせた適切な診断と治療計画のご提案をしております。ひざだけでなく、肩、股関節等の関節、また長引く腰痛などの慢性疼痛の治療も行っております。西18丁目駅徒歩2分、札幌医大目の前にありますので、お気軽に御相談下さい。

院長 川上公誠

プロフィール


監修 川上 公誠(整形外科専門医)
札幌ひざのセルクリニック院長

岐阜大学医学部卒業。母が人工関節手術で痛みから解放された経験をきっかけに整形外科医を志し、これまでに人工関節置換術を含む手術を5,000件以上手がけてきました。手術が難しい高齢者や合併症のある方にも寄り添える治療を模索する中で再生医療と出会い、その効果に確信を得て、2024年に「札幌ひざのセルクリニック」を開院。注射のみで改善が期待できるこの先進的な治療を、北海道中に届けたいという想いで、関節に特化した再生医療を提供しています。

この記事を書いたのは

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