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FAQ 肩の夜間痛でよくある8つの質問に専門医がやさしく回答

肩の夜間痛でよくある8つの質問に専門医がやさしく回答

夜、肩の痛みで目が覚めてしまったり、寝返りを打つたびに激痛が走ったりするのは本当につらいものです。「日中は動かせるのに、なぜ夜だけ痛むのだろう」と不安を感じる方も少なくありません。

ここでは、肩の夜間痛に悩む患者様からよくいただく質問を8つ厳選しました。整形外科専門医の視点から、その原因と少しでも楽に眠るためのコツについて分かりやすく解説します。

なぜ肩の痛みは夜になると強くなるのですか?

多くの方が不思議に思われる点ですが、これには理由があります。寝ている姿勢では重力がかからないため、肩の関節の隙間が狭まり、炎症が起きている部分が圧迫されやすくなります。また、夜間は副交感神経が優位になり、痛みを感じる物質が出やすくなることも影響しています。決して気のせいではなく、体の構造や仕組みが関係しているのです。

肩が痛くて眠れない時、おすすめの寝方はありますか?

痛い方の肩を上にして寝るのが基本です。その際、抱き枕やクッションを痛い方の腕の下に置き、肘が体より少し前に出るように支えると肩の緊張が和らぎます。仰向けの場合は、肩から肘にかけてバスタオルを丸めて敷き、肩が後ろに落ち込まないように高く保つと、関節内の圧力が下がって楽になります。ご自身がリラックスできる位置を探してみましょう。

四十肩・五十肩と夜間痛は関係がありますか?

非常に深い関係があります。四十肩や五十肩の「炎症期」と呼ばれる段階では、夜間痛は典型的な症状の一つです。この時期は関節の中で強い炎症が起きているため、安静にしていても痛みが出てしまいます。夜間痛がある場合は炎症が強いサインですので、無理に動かそうとせず、まずは炎症を鎮める治療を優先することが大切です。

夜間痛がある時は温めるのと冷やすの、どちらが良いですか?

基本的には「温める」方が痛みが和らぐ場合が多いです。温めることで血行が良くなり、筋肉のこわばりが解けるためです。入浴でゆっくり温まったり、ホットパックを活用したりするのが効果的です。ただし、怪我の直後で熱感や腫れがひどい場合は一時的に冷やすこともありますが、慢性的な夜間痛であれば温めることをお勧めします。

腱板断裂(けんばんだんれつ)でも夜間痛は出ますか?

はい、腱板断裂でも夜間痛は非常によく見られる症状です。肩を支える腱が切れていると、寝ている時のわずかな動きでも断裂部分に負担がかかり、鋭い痛みが生じます。四十肩だと思って放置していたら、実は腱板断裂だったというケースも少なくありません。夜間痛が長く続く場合は、専門医によるエコーやMRIでの詳しい検査をお勧めします。

痛みで目が覚めてしまった時の対処法を教えてください。

まずは無理に寝直そうとせず、一度起き上がって座る姿勢をとってみてください。座ることで肩にかかる圧力が変わり、痛みが落ち着くことがあります。その後、クッションなどで高さを調節して、肩への負担が少ない角度を見つけましょう。痛みが強い場合は、医師から処方された鎮痛剤を適切に使用することも、睡眠の質を保つために有効な選択肢です。

再生医療は肩の夜間痛にも効果がありますか?

当院が専門とするPRP療法や幹細胞治療などの再生医療は、夜間痛の原因となる関節内の炎症を抑え、傷んだ組織の修復を促す効果が期待できます。従来の薬や注射でなかなか夜間痛が取れない方にとって、手術を回避する有力な選択肢となります。自分の細胞や成分を利用するため副作用が少なく、長年の悩みだった夜間痛から解放される患者様も多くいらっしゃいます。

夜間痛がなくなれば、完治したと考えて良いのでしょうか?

夜間痛が治まるのは「炎症期」を脱した良いサインですが、それだけで完治とは言えません。その後の「拘縮期(こうしゅくき)」では、痛みは減っても肩が上がらなくなることがあります。夜間痛が消えたタイミングこそ、適切なリハビリを行って肩の動く範囲を元に戻す重要な時期です。最後までしっかりケアを続けて、再発しない体を作っていきましょう。

再生医療という新しい選択肢

近年では、従来の治療に加えて再生医療という新しい選択肢も登場しています。特に、幹細胞治療PRP(多血小板血漿)治療といった方法は、体の自然治癒力を引き出して関節の修復を促す治療法として注目されています。

例えば、脂肪から採取した幹細胞を関節に注入する治療では、変性した軟骨の修復や再生が期待できます。これにより、「もう正座はできないかも…」とあきらめていた方が、再び正座ができるようになったケースもあります。

ただし、再生医療はすべての症例に効果があるわけではないため、適応の有無をしっかり診断してもらうことが重要です。

肩の夜間痛は、放置すると睡眠不足から全身の不調につながることもあります。「たかが肩の痛み」と思わず、体が発しているサインを大切に受け止めてください。

当院では、患者様がぐっすり眠れる日々を取り戻せるよう、再生医療を含めた最新の治療と細やかなリハビリテーションを提供しています。夜の痛みが不安で眠れないという方は、どうぞ一人で悩まずに、お気軽にご相談ください。

札幌ひざのセルクリニックでは、患者様の症状に合わせた適切な診断と治療計画のご提案をしております。ひざだけでなく、肩、股関節等の関節、また長引く腰痛などの慢性疼痛の治療も行っております。西18丁目駅徒歩2分、札幌医大目の前にありますので、お気軽に御相談下さい。

院長 川上公誠

プロフィール


監修 川上 公誠(整形外科専門医)
札幌ひざのセルクリニック院長

岐阜大学医学部卒業。母が人工関節手術で痛みから解放された経験をきっかけに整形外科医を志し、これまでに人工関節置換術を含む手術を5,000件以上手がけてきました。手術が難しい高齢者や合併症のある方にも寄り添える治療を模索する中で再生医療と出会い、その効果に確信を得て、2024年に「札幌ひざのセルクリニック」を開院。注射のみで改善が期待できるこの先進的な治療を、北海道中に届けたいという想いで、関節に特化した再生医療を提供しています。

この記事を書いたのは

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