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FAQ 膝の痛みと運動不足でよくある8つの質問に専門医がやさしく回答

膝の痛みと運動不足でよくある8つの質問に専門医がやさしく回答

膝の痛みを感じると、つい「動かさないほうがいい」と考えがちですが、実は運動不足がさらなる痛みを招く原因になっていることも少なくありません。痛みを抱えながらどのように体を動かせばよいのか、不安に思う方も多いはずです。

ここでは、膝の痛みと運動不足の関係について、日々の診察で患者様からよくいただく8つの質問に専門医の視点からお答えします。

運動不足が原因で膝が痛くなるのはなぜですか?

多くの方が気になる点ですが、主な理由は膝を支える筋肉(大腿四頭筋など)の衰えです。筋肉が弱くなると、歩行時の衝撃を筋肉で吸収できず、関節や軟骨に直接負担がかかるようになります。また、動かさないことで関節の柔軟性が失われ、血行も悪くなるため、痛みを引き起こす物質が溜まりやすくなります。適度な運動は、膝を保護するための「天然のサポーター」を作るために不可欠です。

膝が痛いときでも、無理に運動をしたほうが良いのでしょうか?

激しい痛みや腫れがある時は安静が必要ですが、全く動かさないのは逆効果です。多くの方が気になる点ですが、過度な安静は関節を硬くし、さらに筋力を低下させる悪循環を招きます。大切なのは「痛くない範囲」で動かすことです。椅子に座ったまま足を伸ばすような負荷の少ない運動から始めましょう。ご自身の状態に合わせて、無理なく活動量を増やすことが回復への近道です。

運動不足を解消したいのですが、膝に優しい運動はありますか?

膝への負担が少ない「水中ウォーキング」や「サイクリング」が非常にお勧めです。水の中では浮力が働くため、体重による膝への衝撃を大幅に減らしながら筋肉を鍛えられます。また、自宅でできる「足上げ運動(SLR運動)」も効果的です。仰向けに寝て、片脚を伸ばしたままゆっくり持ち上げるだけで、膝を痛めずに太ももの筋肉を刺激できます。まずは1日5分から始めてみましょう。

運動不足だと膝の軟骨が減りやすいというのは本当ですか?

はい、実は関係があります。膝の軟骨には血管がなく、関節を動かすことで生じる「圧力の差」を利用して、関節液から栄養を吸収しています。つまり、運動不足で膝を動かさないと軟骨に栄養が行き渡らなくなり、軟骨がもろく、減りやすい状態になってしまうのです。多くの方が「使うと減る」と思われがちですが、適切に動かすことは軟骨の健康を維持するために非常に重要です。

ウォーキングを始めると、逆に膝が痛くなることがあるのはなぜ?

急に長距離を歩きすぎたり、硬いアスファルトの上を歩いたりすることが原因かもしれません。運動不足の状態では膝を支える筋肉が準備できていないため、歩行の衝撃がダイレクトに関節に伝わってしまいます。多くの方が気になる点ですが、まずは家の中での筋トレやストレッチで「歩ける体」の土台を作ることが大切です。靴はクッション性の高いものを選び、徐々に距離を伸ばしましょう。

筋肉を鍛えれば、膝の痛みは本当に消えるのでしょうか?

筋肉を鍛えることで痛みが劇的に改善するケースは非常に多いです。膝の周囲、特に太ももの前側の筋肉がしっかりしてくると、関節の隙間が安定し、骨同士の衝突や摩擦を減らすことができます。これは、自分の体の中に「高性能なサポーター」を装着するようなものです。軟骨のすり減り自体は元に戻らなくても、周りの組織を強化することで、痛みを感じずに歩けるようになります。

ストレッチだけでも膝の痛みと運動不足に効果はありますか?

ストレッチは非常に重要です。運動不足の方は太ももの裏やふくらはぎの筋肉が硬くなっていることが多く、それが膝の動きを制限し、痛みを強めています。ストレッチで柔軟性を取り戻すと血流が改善し、関節の可動域が広がります。多くの方が気になる点ですが、いきなり筋トレをするのが不安な場合は、まずはお風呂上がりのストレッチから始めましょう。これだけでも膝の重だるさが軽減することがあります。

再生医療は、運動不足で痛みが強い場合でも受けられますか?

はい、有力な選択肢となります。PRP療法や幹細胞治療などの再生医療は、関節内の強い炎症を抑え、環境を整える効果が期待できます。「痛みで運動すらできない」という方にとって、再生医療でまず痛みのレベルを下げることは、リハビリや運動を再開するための大きな助けになります。ご自身の血液や細胞を使うため副作用も少なく、運動不足による悪循環を断ち切るきっかけとして検討される方が増えています。

再生医療という新しい選択肢

近年では、従来の治療に加えて再生医療という新しい選択肢も登場しています。特に、幹細胞治療PRP(多血小板血漿)治療といった方法は、体の自然治癒力を引き出して関節の修復を促す治療法として注目されています。

例えば、脂肪から採取した幹細胞を関節に注入する治療では、変性した軟骨の修復や再生が期待できます。これにより、「もう正座はできないかも…」とあきらめていた方が、再び正座ができるようになったケースもあります。

ただし、再生医療はすべての症例に効果があるわけではないため、適応の有無をしっかり診断してもらうことが重要です。

膝の健康を守り、元気に歩き続けるためには、運動不足という壁を乗り越えることが不可欠です。「痛いから動かさない」のではなく、「痛くない方法で動かす」という視点を持つだけで、膝の未来は大きく変わります。

無理をせず、一歩ずつ進んでいきましょう。もし一人で取り組むのが不安な場合や、痛みが強くて運動どころではないというときは、いつでも専門医にご相談ください。あなたの生活に合わせた最適なサポートをご提案いたします。

札幌ひざのセルクリニックでは、患者様の症状に合わせた適切な診断と治療計画のご提案をしております。ひざだけでなく、肩、股関節等の関節、また長引く腰痛などの慢性疼痛の治療も行っております。西18丁目駅徒歩2分、札幌医大目の前にありますので、お気軽に御相談下さい。

院長 川上公誠

プロフィール


監修 川上 公誠(整形外科専門医)
札幌ひざのセルクリニック院長

岐阜大学医学部卒業。母が人工関節手術で痛みから解放された経験をきっかけに整形外科医を志し、これまでに人工関節置換術を含む手術を5,000件以上手がけてきました。手術が難しい高齢者や合併症のある方にも寄り添える治療を模索する中で再生医療と出会い、その効果に確信を得て、2024年に「札幌ひざのセルクリニック」を開院。注射のみで改善が期待できるこの先進的な治療を、北海道中に届けたいという想いで、関節に特化した再生医療を提供しています。

この記事を書いたのは

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