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FAQ膝 膝の曲げ伸ばしでゴリゴリ音がする原因でよくある8つの質問に専門医がやさしく回答

膝を曲げ伸ばししたときに「ゴリゴリ」「ミシミシ」と音がすると、「軟骨がすり減っているのでは?」と心配になる方は少なくありません。多くの方が気になる点ですが、音がするだけで病気とは限りません。ここでは、膝の曲げ伸ばしでゴリゴリ音がする原因や、整形外科を受診した方がよい症状について、よくある質問にお答えします。
この記事の内容
Q1. 膝の曲げ伸ばしでゴリゴリ音がするのはなぜですか?
A. 膝のお皿と太ももの骨の間で摩擦が起きたり、軟骨の表面に凹凸ができたりすると、ゴリゴリした音や感覚が出ることがあります。筋力低下や膝の動かし方が影響する場合もあり、音だけでは病気かどうか判断できません。
Q2. 膝がゴリゴリ鳴るのは軟骨がすり減っているからですか?
A. 必ずしも軟骨がすり減っているとは限りません。健康な膝でも関節や腱の動きによって音がすることがあります。ただし、痛みや腫れ、動かしにくさを伴う場合は、軟骨の変化や変形性膝関節症が関係していることがあります。
Q3. 膝のゴリゴリ音だけで痛みがない場合は放っておいて大丈夫ですか?
A. 痛みや腫れがなく、歩行や階段などの日常生活にも支障がなければ、音だけで過度に心配する必要はないことが多いです。ただし、音が急に増えたり、動かしにくくなったりした場合は、一度整形外科で相談すると安心です。
Q4. 膝のゴリゴリ音と変形性膝関節症には関係がありますか?
A. 関係することがあります。変形性膝関節症では軟骨や骨に変化が起こり、膝の曲げ伸ばしでゴリゴリした感覚が出る場合があります。ただし、音の大きさと病気の進行度は必ずしも一致しません。痛みや腫れも含めて判断します。

Q5. 膝がゴリゴリするときは運動やウォーキングをやめるべきですか?
A. 音だけで痛みがなければ、通常はすべての運動をやめる必要はありません。適度なウォーキングや筋トレは膝を支える筋力の維持に役立ちます。ただし、運動後に痛みや腫れが強くなる場合は負荷を減らし、無理をしないことが大切です。
Q6. 膝のゴリゴリ音を減らすために自宅でできることはありますか?
A. 太ももの筋トレや、太もも・ふくらはぎのストレッチが役立つ場合があります。体重が気になる方は体重管理も膝への負担軽減につながります。ただし、深いスクワットなどで痛みが出る場合は無理に続けないようにしましょう。
Q7. 膝がゴリゴリ鳴る場合、どんな症状があれば整形外科を受診すべきですか?
A. 歩くと痛い、階段で痛い、膝が腫れる、正座しにくい、曲げ伸ばしがしにくいといった症状がある場合は受診をおすすめします。急に膝が伸びなくなったり、強く腫れて体重をかけられなかったりする場合は、早めの受診が必要です。
Q8. 膝のゴリゴリ音は年齢のせいだから治療しなくてもよいですか?
A. 年齢とともに関節に変化が起こりやすくなるのは事実ですが、「年齢のせい」と決めつける必要はありません。筋力低下や体の使い方など、改善できる要因もあります。痛みや生活への支障がある場合は、原因を確認することが大切です。

再生医療という新しい選択肢
近年では、従来の治療に加えて再生医療という新しい選択肢も登場しています。特に、幹細胞治療やPRP(多血小板血漿)治療といった方法は、体の自然治癒力を引き出して関節の修復を促す治療法として注目されています。
例えば、脂肪から採取した幹細胞を関節に注入する治療では、変性した軟骨の修復や再生が期待できます。これにより、「もう正座はできないかも…」とあきらめていた方が、再び正座ができるようになったケースもあります。
ただし、再生医療はすべての症例に効果があるわけではないため、適応の有無をしっかり診断してもらうことが重要です。

膝の曲げ伸ばしでゴリゴリ音がしても、痛みのない関節音であれば大きな問題がないケースもあります。一方で、痛みや腫れ、歩きにくさなどを伴う場合は、変形性膝関節症などが隠れている可能性があります。「年齢だから仕方ない」と考えず、症状が続く場合は整形外科で膝の状態を確認し、自分に合った対策を始めることが大切です。
札幌ひざのセルクリニックでは、患者様の症状に合わせた適切な診断と治療計画のご提案をしております。ひざだけでなく、肩、股関節等の関節、また長引く腰痛などの慢性疼痛の治療も行っております。西18丁目駅徒歩2分、札幌医大目の前にありますので、お気軽に御相談下さい。
院長 川上公誠
(プロフィール)
監修 川上 公誠(整形外科専門医)
札幌ひざのセルクリニック院長
岐阜大学医学部卒業。母が人工関節手術で痛みから解放された経験をきっかけに整形外科医を志し、これまでに人工関節置換術を含む手術を5,000件以上手がけてきました。手術が難しい高齢者や合併症のある方にも寄り添える治療を模索する中で再生医療と出会い、その効果に確信を得て、2024年に「札幌ひざのセルクリニック」を開院。注射のみで改善が期待できるこの先進的な治療を、北海道中に届けたいという想いで、関節に特化した再生医療を提供しています。
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