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FAQ 腰の神経圧迫でよくある8つの質問に専門医がやさしく回答

腰の神経圧迫でよくある8つの質問に専門医がやさしく回答

腰の痛みや足のしびれが続くと、「神経が圧迫されているのではないか」と不安になりますよね。腰の神経圧迫は、放っておくと歩行困難や日常生活の大きな制限につながることもありますが、正しく理解し適切に対処することで、多くの場合、症状を改善することが可能です。

ここでは、腰の神経圧迫について患者様からよくいただく8つの質問に対し、整形外科専門医の視点から分かりやすくお答えします。ご自身の症状を正しく知るためのヒントとしてお役立てください。

腰の神経圧迫とはどのような状態を指しますか?

多くの方が不安に思われる点ですが、これは腰椎(腰の骨)の間にある椎間板の突出や、骨自体の変形によって、足へとつながる神経の通り道が狭まり、神経が物理的に押されている状態です。これによって、腰痛だけでなく足の痛みやしびれが生じます。代表的な病名には「腰椎椎間板ヘルニア」や「腰部脊柱管狭窄症」があり、圧迫の場所や程度によって現れる症状が異なります。

足がしびれるのも腰の神経圧迫が原因でしょうか?

はい、その可能性が高いです。腰から足にかけて伸びる神経が圧迫されると、その神経が支配している領域に痛みやしびれが走ります。これがいわゆる「坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)」です。多くの方が経験されますが、電気が走るようなピリピリ感や、感覚が鈍くなる感じが出ることもあります。しびれの場所を詳しく確認することで、腰のどのあたりで神経が圧迫されているかを推測することができます。

神経が圧迫されている場合、必ず手術が必要ですか?

多くの方が「即手術」と想像してしまいますが、実は手術が必要になるケースは全体の数パーセント程度です。まずは内服薬、ブロック注射、リハビリテーションなどの保存療法を行い、炎症を鎮めることで症状が改善する方がほとんどです。ただし、足に力が入らない「麻痺」が出ている場合や、排尿・排便に支障が出ている場合は、緊急手術が必要になることもあるため、専門医による慎重な判断が不可欠です。

どのような検査で神経の圧迫を確認しますか?

レントゲン検査だけでは神経自体の状態を確認することはできません。そのため、詳細な診断にはMRI検査が不可欠です。MRIを用いると、神経がどの程度、どこで押しつぶされているのかが画像で明確にわかります。これに加えて、医師が足の筋力や反射、感覚の検査を行う「神経学的診察」を組み合わせることで、画像上の異常が実際の症状と一致しているかを正確に判断し、最適な治療方針を決定します。

安静にしていれば神経の圧迫は治りますか?

激しい痛みがある「急性期」の数日間は安静が大切です。しかし、多くの方が意外に思われるかもしれませんが、長期間の安静は腰を支える筋力を低下させ、かえって症状を長引かせる原因になります。痛みが落ち着いてきたら、無理のない範囲で日常動作を再開し、少しずつストレッチや軽いウォーキングを取り入れるほうが回復が早いことが分かっています。動くタイミングについては、自己判断せず医師にご相談ください。

腰の神経圧迫に再生医療は効果がありますか?

はい、新しい選択肢として注目されています。当院が行うPRP療法などの再生医療は、神経の圧迫によって傷ついた周囲の組織や慢性的な炎症に対して、ご自身の細胞の力で修復を促す効果が期待できます。「手術を避けたいけれど、従来の注射では効果が不十分」という方にとって、体に負担が少なく根本的な改善を目指せる治療法となります。神経自体の回復をサポートする環境を整えることが、この治療の大きな利点です。

日常生活で神経の圧迫を悪化させないための注意点は?

腰を丸める姿勢や、重いものを急に持ち上げる動作は避けましょう。多くの方が気になる点ですが、長時間のデスクワークやスマホ操作も腰への負担が大きいため、30分に一度は立ち上がって姿勢を正すことが大切です。また、肥満は腰椎への物理的な負担を増やすため、適切な体重管理も予防につながります。寝る際は膝を軽く曲げて横向きに寝ると、腰の神経の通り道が広がり、痛みが和らぎやすくなるのでお勧めです。

どの程度の症状が出たら、すぐに受診すべきですか?

足に力が入らず、歩行中につまずきやすくなった場合や、おしりの周りの感覚が鈍い、尿が出にくいといった症状がある場合は、重度の神経圧迫が疑われます。これらは放置すると後遺症が残るリスクがあるため、早急な受診が必要です。多くの方が「そのうち治るだろう」と我慢されがちですが、神経の損傷が進む前に対処することが、将来の自由な歩行を守ることにつながります。違和感があれば早めに専門医へご相談ください。

再生医療という新しい選択肢

近年では、従来の治療に加えて再生医療という新しい選択肢も登場しています。特に、幹細胞治療PRP(多血小板血漿)治療といった方法は、体の自然治癒力を引き出して関節の修復を促す治療法として注目されています。

例えば、脂肪から採取した幹細胞を関節に注入する治療では、変性した軟骨の修復や再生が期待できます。これにより、「もう正座はできないかも…」とあきらめていた方が、再び正座ができるようになったケースもあります。

ただし、再生医療はすべての症例に効果があるわけではないため、適応の有無をしっかり診断してもらうことが重要です。

腰の神経圧迫は、適切な診断と早期の治療によって、痛みを和らげ、これまで通りの生活を取り戻すことが十分に可能です。「もう治らない」と諦める前に、まずは専門的な検査で現状を正確に把握することが改善への第一歩となります。

当院では、お一人おひとりの症状に寄り添い、保存療法から最新の再生医療まで、最適な治療法をご提案しています。足のしびれや腰の痛みでお悩みの方は、どうぞお気軽に私たちへご相談ください。

札幌ひざのセルクリニックでは、患者様の症状に合わせた適切な診断と治療計画のご提案をしております。ひざだけでなく、肩、股関節等の関節、また長引く腰痛などの慢性疼痛の治療も行っております。西18丁目駅徒歩2分、札幌医大目の前にありますので、お気軽に御相談下さい。

院長 川上公誠

プロフィール


監修 川上 公誠(整形外科専門医)
札幌ひざのセルクリニック院長

岐阜大学医学部卒業。母が人工関節手術で痛みから解放された経験をきっかけに整形外科医を志し、これまでに人工関節置換術を含む手術を5,000件以上手がけてきました。手術が難しい高齢者や合併症のある方にも寄り添える治療を模索する中で再生医療と出会い、その効果に確信を得て、2024年に「札幌ひざのセルクリニック」を開院。注射のみで改善が期待できるこの先進的な治療を、北海道中に届けたいという想いで、関節に特化した再生医療を提供しています。

この記事を書いたのは

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